イバラノツルヒコの華麗なる日々

イバラノツルヒコ(著者)

• 販売会社／発売会社: サンクチュアリ出版(サンクチュアリ・パブリッシング)
• 発売年月日: 2008/10/01
• JAN: 9784861139246

商品レビュー

2013/03/10

あたしこれね、大好きなんです。

よく一目惚れとかいって、それは残念ながら今ひとつわかんないんだけど、あたしは文章とかに一目惚れするのはあるような気がします。その人が見えたり逆にその人の仕掛けにくらっとくるような。数年前にいくつかあって、キンキンでは昨年にダダ惚れしたブログはあるんですが。で

数年前に大好きで最近見てなかったこのブログ、本になっていたんだ！ということでブックオフで再会。

大好きなんだこの、無駄な過剰さ。なんでもエレガント、とか華麗、に置き換えて乗り越える、したたかな強さとばかばかしさ。

眉間にしわ寄せて悩んでいても、これ読むとなおっちゃうもんね。
ということで、新入生のあなた！行き詰まったらこれ。

エレガントに、お逃げなさい。

2011/08/23

少女漫画好きのイバラノツルヒコさんという社会人の日常を描く書き下ろし漫画で、絵柄も少女漫画風。ブログ発祥の本で、男性が描いてると知って最初はびっくりでした。この方の目に映る日常は優雅でキラキラしてて何とも微笑ましい。身の回りのちょっとしたことに対する感性を大事にしててすごく共感できます。学生時代のブログも個性的な友達揃いで楽しくおすすめ！

2010/05/31

イラストは、疑いようもなく完全に少女マンガのタッチですが、これを描いた人が「少女漫画王子・イバラノ ツルヒコ」という人ということで、あまりに不思議だったので読んでみました。

イラストは、「ベルばら」風8割、「アリエスの乙女たち」1割、「ガラスの仮面」風1割といったところでしょうか。レトロ感あふれる、ひと昔前の絵で、男性も女性も、瞳にキラキラ星が宿っています。

「ベルばら」に傾倒して成長した王子は、普通に会社の営業マンをしながらも、日々エレガント道をつらぬいており、その様子が4コマ漫画になっています。
「ぼくは自転車通勤よりも、乗馬通勤がしたい！」とか、発想が王子様で笑えます。
特技は、オスカルの眼の変遷を、前期・後期・外伝と、3パターン描き分けられることだそうです。
今はやりの草食系男子とも、オトメンとも、ちょっと違う独特のわが道を行く王子。穏やかで優しい性格に、周りの人は癒されていることでしょう。
これからもわが道を邁進してほしいものです。