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密航船水安丸 講談社文庫
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密航船水安丸 講談社文庫

新田次郎(著者)

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密航船水安丸 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1982/05/15
JAN 9784061317826

密航船水安丸

¥440

商品レビュー

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2025/12/31

『密航船水安丸』は、新田の『アラスカ物語』のスピンアウト作品。『アラスカ物語』では、宮城県石巻出身のフランク安田(安田恭輔)をとりあげていた。 『密航船水安丸』は及川甚三郎(1855-1927)の生涯を淡々と描いている。フランク安田と同じく、及川は宮城県の山村の出身。1907年、...

『密航船水安丸』は、新田の『アラスカ物語』のスピンアウト作品。『アラスカ物語』では、宮城県石巻出身のフランク安田(安田恭輔)をとりあげていた。 『密航船水安丸』は及川甚三郎(1855-1927)の生涯を淡々と描いている。フランク安田と同じく、及川は宮城県の山村の出身。1907年、82人の仲間と帆船でカナダへ密航。ヴァンクーヴァーの無人島を開拓し、日本人移住者の基礎を築いた。 ジョン万次郎や悲惨な移民の話の類かと思って読んだら、そうではなかった。及川はカナダに渡る時にはすでに42歳。150人がはたらく製糸工場の経営者だったのに、そんな途方もない冒険に乗り出した。波乱万丈、根っからの冒険的起業家だったのかもしれない。 単行本は,新田が亡くなる前年の1979年の刊行。巻末には、50ページほどの「取材記 黄金色のカナダ」が付いている。本文よりも、こちらのほうが貴重かもしれない。

Posted by ブクログ

2023/02/28

新田さんによる、山ではなく海の小説。冒険、挑戦という意味では山も海も異国も変わらない。 ネットで検索すると、及川甚三郎氏は飢饉に苦しむ人を救うために人を募った、という文脈が多いが、この本ではもっとリアルな実業家としての姿が描かれている。晩年、帰国のきっかけの事件と帰国後は旅の終わ...

新田さんによる、山ではなく海の小説。冒険、挑戦という意味では山も海も異国も変わらない。 ネットで検索すると、及川甚三郎氏は飢饉に苦しむ人を救うために人を募った、という文脈が多いが、この本ではもっとリアルな実業家としての姿が描かれている。晩年、帰国のきっかけの事件と帰国後は旅の終わり感が出ている。絶頂期で終わらせず、あえてここまで書いたのが素晴らしい。

Posted by ブクログ

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