幕末“志士"列伝 宝島SUGOI文庫

別冊宝島編集部【編】

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2008/11/01
• JAN: 9784796666824

商品レビュー

2024/09/03

日本の歴史で一番若者が輝いていた時期が幕末から維新ではなかろうか。彼らが自らの命をかけ、鎖国政策から開国にむけて時代が変わらんとしていた状況下での行動力は自己研鑽で文武に精通していたが故に、アナーキーなテロリストとは一線を画す。
とはいえ、豪胆で才知あふれる若者が歴史の表舞台から消え去ったのも事実。例えば、本書の登場人物たちで20歳代で亡くなっている人だけをあげてみる。(掲載順)
吉田松陰29歳、橋本左内25歳、岡田以蔵27歳、徳川家茂21歳、沖田総司25歳、原田左之助28歳、吉村貫一郎28歳、藤堂平助23歳、新見錦27歳、久坂玄瑞25歳、入江九一28歳、中山忠光20歳、赤禰武人28歳、高杉晋作28歳、藤田小四郎24歳、姉小路公知27歳、吉田稔麿24歳など。
翻って、既に保守を標榜する自民党が国民や国土を守るどころか、私利私欲の為に平気で政治を歪め、野党やマスコミは反日勢力の巣窟と化し、法曹界も外国人犯罪に対して無罪不起訴連発という絶望的状況。
海外では既に犯罪者養成装置となっている移民政策を未だに推進し、反日教育国家群との片務的友好を進めた挙げ句、領空侵犯されても無為無策な日本の政治家の頭の中は一体どうなっているのだろう。政治、マスコミ、法曹、経済界揃って日本の足を引っ張る売国奴だらけとしか思えない状況を一新してくれる令和の坂本龍馬の登場が待たれる。