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モダンタイムス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2008/10/16 |
| JAN | 9784062150736 |

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商品レビュー
3.8
665件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ゴールデンスランバーと同時期に書かれていたとのこと。システムエンジニアが主人公で、親近感がわいた。 ゴールデンスランバーは実生活の物理的な監視を描いていたが、こちらはインターネットから監視が始まるということで、より内面的な監視を描いていたように思う。 図書館戦争もそうだが、情報のインアウトが国家にどう統制されているのかは意識する必要があるのかもしれないと思った。 グラスホッパー、マリアビートルもグロかったけどこれが1番きつかったかも。 国家が存続のために人間の意図しないシステムを作り上げている一方で、人間一人ひとりは小さな自分の目的のために生きていいんだな、と思わせられた。 以下抜書き たとえば、ネットの匿名の発言ってのも流れがあるんだよ。二十一世紀の最初は、どこか冷笑的で、攻撃的なものが多かった。それがだんだん、逆になって、人権擁護の、胡散臭い友愛に満ちた意見が流行るようになった。いいか、偽善に満ちた博愛主義はたちが悪いぜ。あれは、ひどい。でもって、今はまた、逆に振れて、シニカルで攻撃的なのばっかりになりつつある。つまりな、世の中なんてのはどうなるのかさっぱり分からねえってことだよ。混乱しながら、繰り返すんだよ」 人ってのは毎日毎日、必死に生きてるわけだ。つまらない仕事をしたり、誰かと言い合いしたり。そういう取るに足らない出来事の積み重ねで、生活が、人生が、出来上がってる。だろ。ただな、もしそいつの一生を要約するとしたら、そういった日々の変わらない日常は省かれる。結婚だとか離婚だとか、出産だとか転職だとか、そういったトピックは残るにしても、日々の生活は削られる。地味で、くだらないからだ。でもって、『だれそれ氏はこれこれこういう人生を送った』なんて要約される。 でもな、本当にそいつにとって大事なのは、要約して消えた日々の出来事だよ。子供が生まれた後のオムツ替えやら立ち食いソバ屋での昼食だ。それこそが人生ってわけだ。つまり」 「人生は要約できない?」 「ザッツライト」
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「魔王」の続編というか50年後の世界。続編というよりも「『魔王』を飲み込んだ作品」といったところでしょうか。 潤也と犬飼がああなっていたのも興味深いし、あの台詞を残して消えた犬飼がどうしたのかが気になります。 あと、やっぱり詩織はいいなぁと再確認。 それにしても佳代子のかっこよさ...
「魔王」の続編というか50年後の世界。続編というよりも「『魔王』を飲み込んだ作品」といったところでしょうか。 潤也と犬飼がああなっていたのも興味深いし、あの台詞を残して消えた犬飼がどうしたのかが気になります。 あと、やっぱり詩織はいいなぁと再確認。 それにしても佳代子のかっこよさは反則です。
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システムエンジニアの渡辺拓海は、ある出会い系サイトの仕様変更の仕事を請け負う。 しかしそのプログラムには不明な点が多く、プロジェクトメンバーの上司や同僚が次々と不幸に見舞われてしまう。 彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していた…。 伊坂先生の殺し屋シリーズを読了した際...
システムエンジニアの渡辺拓海は、ある出会い系サイトの仕様変更の仕事を請け負う。 しかしそのプログラムには不明な点が多く、プロジェクトメンバーの上司や同僚が次々と不幸に見舞われてしまう。 彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していた…。 伊坂先生の殺し屋シリーズを読了した際、Xでフォロワーさんにおすすめしていただいた作品です。 文庫本だと上・下巻に分かれる超大作…読むのにかなり時間がかかりました。 さらに中盤まで物語の全容が掴めないので内容が頭に入ってこず、ページを進めるのに苦戦してしまいました。 超能力者なのかただのヤバい人なのか、次々登場する人物は結局みんな何者なのか分からないまま…。 明確な答えを提示せず、物語と同様読者も国家の歯車のひとつだと思わせる展開に伊坂さんらしさを感じます。 専門用語が多いシーンや政治的な説明が続くときも、合間に挟まれる主人公たちの絶妙な掛け合いによって話が重たくなりすぎない構成が見事でした。 前作『魔王』に続く続編のようなので、そちらを読んでからだと登場人物の繋がりをもっと楽しめたかもしれません。 なんとなく『ゴールデンスランバー』と雰囲気が近いと思っていたら、本作の週刊連載と並行して『ゴールデンスランバー』を書き下ろしされたそうです。 私は併読すらできないのに、長編小説を同時執筆……?!異次元すぎて驚きました。笑 "得体の知れない恐怖に追われる世界観"と"勇気"が2つの作品には共通していて、伊坂先生が追い求めるテーマのひとつなのかなと思いました。(深読み) すっきりした結末ではないものの登場人物たちの選択を応援したくなる、読み応えのある一冊です。 『メールの占いがいい味出してたよね、絶対』
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