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恐怖の骨格 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2008/10/20 |
JAN | 9784396334574 |
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恐怖の骨格
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昭和48年10月、「推理小説特別書き下ろしシリーズ」の一冊として、講談社から刊行された山岳冒険サスペンス小説である。その後、文庫版が角川・青樹社・徳間・祥伝社と変遷して刊行されている。展開の先が読めず、真相の見当もつかず、何重にもひねりを加えている。そんな森村作品らしいサスペンス...
昭和48年10月、「推理小説特別書き下ろしシリーズ」の一冊として、講談社から刊行された山岳冒険サスペンス小説である。その後、文庫版が角川・青樹社・徳間・祥伝社と変遷して刊行されている。展開の先が読めず、真相の見当もつかず、何重にもひねりを加えている。そんな森村作品らしいサスペンスに満ちた初期の傑作である。 巨大財閥・紀尾井グループのワンマン会長の令嬢姉妹が搭乗していた小型飛行機が、北アルプス後立山で消息を絶った。それを聞いた姉妹の二人の婚約者は、事を公にせず、それぞれ別々に捜索隊をたて、秘密裏に現場へ向かう。会長が死の床にあり、その遺産を独占するための絶好の機会と捉えたのだ。墜落地は「幻の谷」と呼ばれる、ヘリも近づけず、有毒ガスの発生する危険な場所だ。婚約者のうちのひとり佐多は学生時代の友人で「幻の谷」の数少ない積雪期入山者である高階をパーティに加える。この高階の目線から壮絶な自然の猛威の中でふるわれる凶行への推理が加えられるわけだが・・・。クローズド・サークル的展開には目が離せない。驚いたのは明かされる真相の背景に例の巨大事件があったことだ。この時代にすでに某国の蛮行に作者は気づいていたのか。様々な人間の野望と思惑が交錯するドロドロさが魅力の作品だ。
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財閥の財産争いーというより後継者争い。 大財閥であるがゆえに、 日本の法ルールを無視することができる。 欲は、欲を呼ぶ。 人間は、かくもよく深い。
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雪山に落ちた飛行機に乗っていた女二人。 この二人は、大企業の社長令嬢であり、それぞれに婚約者がいた。 社長は病魔に蝕まれ、余命いくばくもない状態。社長亡き後、その財産を独占する絶好の機会とみて、二人の婚約者はそれぞれ秘密裏に、事故現場へ向かう。 もしも自分の婚約者が生きており、も...
雪山に落ちた飛行機に乗っていた女二人。 この二人は、大企業の社長令嬢であり、それぞれに婚約者がいた。 社長は病魔に蝕まれ、余命いくばくもない状態。社長亡き後、その財産を独占する絶好の機会とみて、二人の婚約者はそれぞれ秘密裏に、事故現場へ向かう。 もしも自分の婚約者が生きており、もう一人が死んでいたら、全ての財産は自分のもの。ただし逆であれば、それは全てもう一人の婚約者が得る事になる。そんな事になるならいっそ.. という話。 最初から引き込まれ、事故現場に到着してからも二転三転の話があり、飽きさせない。 最後に話がでかくなりすぎたきらいもあるけど、それはまぁそれで面白い。雪山怖い。人間怖い。
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