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菊と刀 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2008/10/08 |
| JAN | 9784334751692 |
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菊と刀
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商品レビュー
3.9
75件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自由を自制する「菊」と、武士の自己責任を象徴する「刀」 自由を享受する子供時代の記憶と大人になってからの厳しいしつけ これが日本人の二面性を生み出す 「日本人の倫理は、方針転換の倫理である」 恥の文化の日本に競争社会は似合わない
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解説のみ読了、また次回は本文を読みたく思う。 アメリカ視点の日本史、客観的に見ることで、何か新しい発見があるかと(個人の感想です)
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日本という国を見渡す力をつける読書。 第二次世界大戦時下、アメリカの文化人類学者であるベネディクトが戦時情報局の命により書き上げた敵国日本人についての考察本。 ①”菊”の盆栽における美的感覚 ②”刀”をあがめ武士をうやうやしく扱う風習 どちらも日本人だ矛盾するものでないと本書を...
日本という国を見渡す力をつける読書。 第二次世界大戦時下、アメリカの文化人類学者であるベネディクトが戦時情報局の命により書き上げた敵国日本人についての考察本。 ①”菊”の盆栽における美的感覚 ②”刀”をあがめ武士をうやうやしく扱う風習 どちらも日本人だ矛盾するものでないと本書を通じて説明していく。 執筆から時代が流れ、現在では欧米文化に浸った私にとってアメリカ人はこんな気質(罪の文化)で、日本人はこんな気質(恥の文化)のような画一的分類には少し違和感を感じた。 しかしながら、さすが読み継がれる古典だけあって、「応分の場を占めること」や「子どもは学ぶ」の章は日本人の本質を捉えていた。 「応分の場を占めること」日本人は(封建社会)上下関係の中での役割を厳格に定めることに慣れており、安心と平穏を保てる。洗脳教育により”すばらしい新世界”に生きる人々が頭に浮かんだ(汗 何が凄いかって、本書は日本に来たことないベネディクトが、「源氏物語」や「忠犬ハチ公」、「坊ちゃん」、「思い出の記」などの書物から日本人をこんな人だと軍事統治資料レベルまで書き上げたことだと思う。 恥を知れ!恥を 「子どもは学ぶ」協調性や場の空気を読む力が高い理由は子ども時代に育てられた教育により「恥」を恐れるようになるから。 この感覚は日本人だからこその感覚らしい?
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