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泣空ヒツギの死者蘇生学 電撃文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/10/09 |
JAN | 9784048672757 |
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泣空ヒツギの死者蘇生学
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商品レビュー
2.7
7件のお客様レビュー
何者かによって殺されてしまった主人公の氏姓偲(しかばね・しのぶ)は、死者を蘇生される能力を持つ少女・泣空ヒツギ(なきがら・ひつぎ)によってアンデッドにされてしまう、という物語です。ヒツギは、偲を選んだ理由について、どんな環境にも適応できる特殊な能力を持っていたからだと説明します。...
何者かによって殺されてしまった主人公の氏姓偲(しかばね・しのぶ)は、死者を蘇生される能力を持つ少女・泣空ヒツギ(なきがら・ひつぎ)によってアンデッドにされてしまう、という物語です。ヒツギは、偲を選んだ理由について、どんな環境にも適応できる特殊な能力を持っていたからだと説明します。自分が死んだことを認識し、首だけが残されても、そのことを冷静に受け止めることができる……というヒツギの解説を聞いて、「やっぱり、地味じゃね?」と冷静にツッコンでしまうくらい、異常な状況を「日常」として受け入れるのが、偲の特性です。 主人公がアンデッドになるというストーリーは、ライトノベルでは少なくありません。多くは、自分のおかれた状況を受け入れるために葛藤や試練があったりするのですが、本書ではそうしたドラマをすっ飛ばして物語を展開できるようなキャラクターが主人公に与えられています。他方、偲が立ち去ってしまった「日常」の世界に暮らしている幼なじみの故不院埋(こふいん・まい)の中に、秘められた「狂気」が配置されています。この仕掛けはおもしろいと思いました。 構成が少しぎこちないのと、心情の立ち入った描写が多くて理屈っぽいのが読んでいて引っかかってしまいましたが、本書が第一作だということですし、何よりおもしろいアイディアを出せる作者のようなので、期待はしています。とはいえ、2008年に本書が刊行されて以来、現在のところ続編は刊行されていないようです。
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そうか、2008年かあ…。某西尾さんの影響をめいっぱいに感じる1冊。たぶん出版されたばっかりの頃だと「うわっ」ってなっただろうと思いますが、今だと時代を感じて微笑ましい。 ヤンデレvs博愛お人よしのバトルはどうしてもヤンデレの肩を持ってしまうので辛いなあ。
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古不院埋、この子みたいなのをヤンデレって言うのかな? 去殺ちゃんはあっけなく死んじゃって… てか、表現が痛い!w
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