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カムイ伝講義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/10/06 |
JAN | 9784098401130 |
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白土三平のマンガ「カムイ伝」「カムイ外伝」を教材とし、 当時の江戸の暮らし─特に農民や非人、穢多の暮らしへと 誘う本。これを読むと我々が思っている江戸時代史という ものがいかに表層しかなぞっていないかということがよく わかる。本の最後数十ページがこの本の一番肝心要のところ だろう...
白土三平のマンガ「カムイ伝」「カムイ外伝」を教材とし、 当時の江戸の暮らし─特に農民や非人、穢多の暮らしへと 誘う本。これを読むと我々が思っている江戸時代史という ものがいかに表層しかなぞっていないかということがよく わかる。本の最後数十ページがこの本の一番肝心要のところ だろう。最後まできちんと読んで欲しい本であった。
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江戸時代は、世界史上まれにみる平和な時代で、地方の村々の自治やら、江戸などでは庶民文化の繁栄を謳歌した時代といわれるようになった。ではあの1970年前後のころに大ヒットした白土三平の劇画『カムイ伝』の百姓一揆の世界は何だったかということになるのだが、 この本によると『カムイ伝』は...
江戸時代は、世界史上まれにみる平和な時代で、地方の村々の自治やら、江戸などでは庶民文化の繁栄を謳歌した時代といわれるようになった。ではあの1970年前後のころに大ヒットした白土三平の劇画『カムイ伝』の百姓一揆の世界は何だったかということになるのだが、 この本によると『カムイ伝』は、江戸時代初期の17世紀の大阪周辺の和泉国のある近郊農村を舞台にした、ないしヒントにしたものらしい。まだ戦国浪人もあぶれていて大河川付替などの開発ラッシュの時代である。「平和な江戸時代」とは18世紀から19世紀初期をいうのだった。 江戸時代は、農地の年貢を除いた税制一般についてはまるで研究が進んでいないのが実情とも書かれてあった。 この本の後半は文体も全く異なり、二名の共著にすべきだったということが、後書きでほのめかされていた。 田中優子『カムイ伝講義』2008 小学館
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実はカムイ伝を読んだことがない。 “ひとり ひとり カムイ”というフレーズが印象的な主題歌のアニメ「忍風カムイ外伝」は小学生のころ再放送でよくやってたので見ていた。疾走感あふれる画面や乾いたストーリーは大人のアニメとして今でも充分放送に耐えうる高クオリティの作品と思うが。 おっ...
実はカムイ伝を読んだことがない。 “ひとり ひとり カムイ”というフレーズが印象的な主題歌のアニメ「忍風カムイ外伝」は小学生のころ再放送でよくやってたので見ていた。疾走感あふれる画面や乾いたストーリーは大人のアニメとして今でも充分放送に耐えうる高クオリティの作品と思うが。 おっと、話題がそれたけど、劇画未見の私でもこの本は興味深く読めた。 この本はカムイ伝という劇画作品を論じるものではなく、あくまでカムイ伝を借りて江戸時代の社会の実像に迫っている。 「カムイ伝は穢多の記述が衝撃的で、その印象がひとり歩きしてしまったふしがある。」一般的に、穢多を「被差別民」としての受け身の側面で書いたものだけが目につくが、皮革を扱う「職能集団」として当時の社会から必要不可欠とされていたという能動的な側面にも焦点をあて、加差別と被差別という大きなテーマの前で隠れがちな本来的な姿を示してくれている。 同じ切り口で農民、武士の各階級の姿にも迫っている。 江戸期の農民を著者は研究の結果、「百姓と呼ばれることに誇りを持ち、その名のとおりじつに多様で、一人の人間にいくつもの技量(わざ)があり、自治的な村落経営をおこない、権力とわたりあって自らにふさわしい生活を獲得しようとする、そういう知恵者たち」と位置付けている。 江戸時代の社会階層を既成の固定化された見方だけで捉えていては、階層や格差といった見た目のワクに目を奪われ、そこで思考が止まり、実は社会的なワクや制約の中でもしたたかに生き、カムイのようにワクを飛び越えさえしたような「教科書に載らない歴史」は見えない。 階層や格差が人間社会で生きる以上避け得ないものとしても、それらのワクを軽くはみ出し、超越するような人間の力の可能性を信じたい。 それは現代社会に生きる私たちのあり方や考え方にも通じるが、江戸時代の社会とカムイ伝にそのヒントを著者は見出している。 「いまもカムイはどこかに潜んでいる」-巻頭のこの言葉にそれが集約されている。 (2012/2/12)
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