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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫
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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫

高田崇史(著者)

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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/10/14
JAN 9784062761710

QED ventus 熊野の残照

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商品レビュー

3.3

31件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 熊野三山の神秘
  • 薬剤師の再生
  • 故郷の過去探求
  • 旅と知識の融合
  • 信仰と迷信の境界
  • 熊野詣の風習探訪
  • 歴史と現代の交差
  • 女性の成長物語
  • 深い考察の旅
  • 神話の本質探求

故郷を捨てた薬剤師の女性が、熊野の地で過去と向き合いながら再生していく物語が描かれています。熊野三山の神秘や歴史、信仰の深さが巧みに織り交ぜられ、現代の事件と古代の信仰が結びつく様子が魅力的です。特に、熊野詣の正しい順番やその背景にある風習の解説が興味深く、読者は歴史の奥深さを感じることができます。主人公の旅を通じて、迷信と理性の境界が揺らぎ、過去が今を照らす「残照」の意味が浮かび上がります。物語は事件中心ではなく、純粋な旅の中での知識や思索が楽しめる構成となっています。ラストにはやや疑問が残るものの、全体を通じて深い考察が展開され、読者に新たな視点を提供してくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/23

オーディブルで聴取。今回も、桑原崇(祟る)の熊野の語りは、なかなか面白い。奈々との関係も、含めて少しコミカルなところは、読んでいて気持ちいい部分だ。ただ、今回の話は、どうも奈々ではなく、同じ学薬旅行に同行した女性薬剤師の視点で語られる。桑原崇(祟る)や奈々の描写も面白いのだが、家...

オーディブルで聴取。今回も、桑原崇(祟る)の熊野の語りは、なかなか面白い。奈々との関係も、含めて少しコミカルなところは、読んでいて気持ちいい部分だ。ただ、今回の話は、どうも奈々ではなく、同じ学薬旅行に同行した女性薬剤師の視点で語られる。桑原崇(祟る)や奈々の描写も面白いのだが、家族関係や時間的な前後の動きなど、少し話として疑問が起きたりわかりにくい部分があった。ただ、今回の話は、リアルタイムでの殺人事件がなく、興味は、熊野の話にポイントが絞られていたので、それはそれで、面白く聞くことができた。次回の作品で殺人事件が起きるようだが、今回の話だけでも結構おなかいっぱいだ。八咫烏の話は、知らないことばかりで、表面的な知識しか知らなかったんだなと、改めて歴史の深さを知った。熊野に行きたくなったよ。

Posted by ブクログ

2026/02/08

熊野は、祈りと権力、自然と人心が幾層にも重なる土地である。その聖地に差し込む「残照」を手がかりに現代の事件と古代から続く信仰の影を結び直す。 起点は不可解な死と断片的な史料。熊野詣、補陀落渡海、王権と宗教のせめぎ合いが論理の糸で編まれていく。やがて史実の解釈を巡る思考実験が核心へ...

熊野は、祈りと権力、自然と人心が幾層にも重なる土地である。その聖地に差し込む「残照」を手がかりに現代の事件と古代から続く信仰の影を結び直す。 起点は不可解な死と断片的な史料。熊野詣、補陀落渡海、王権と宗教のせめぎ合いが論理の糸で編まれていく。やがて史実の解釈を巡る思考実験が核心へ迫り迷信と理性の境界が揺らぐ。 残照とは過去が完全には消えず今を照らし続ける光。歴史は終わらない。

Posted by ブクログ

2025/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は、タタルたちが出てくる現在パートでは事件が起こらず、幕間に語られる過去パートで殺人事件が起きている。 しかしよく読んでみると、現在の私と過去の私の語る内容が微妙に違う。 ずっともやもやしながら読むのだが、タタルたちは当然そのことを知らないわけで、延々と熊野にまつわるウンチクが語られていく。 熊野はずっとあこがれの地で、南方熊楠のことについてもちょっと触れられていたので、そこは単純に嬉しかったのだけど、事件のおぞましさがやりきれなくて、ページをめくる手が止まりがちだったのも事実だ。 古来から伝わる風習を現在の価値観で断罪することに意味はない、と思っていたけれど、それで辛い思いをしている人が後を絶たないのならば、断罪しててもやめさせることは必要と思うようになった。 縄文人、アイヌ人は神を恐れる気持ちが強いので嘘をつくことができないが、弥生人、大和朝廷の人たちは嘘を武器にして敵を攻略してきた、というタタルの主張は極論ではあるけれど、近代でも、和人は講和を結ぶ振りをして宴会でアイヌ人たちを虐殺したという事実があるからなあ。 ヤマトタケルの頃から変わっていないと言えば、そのとおりなのかもしれない。 このシリーズを読んでいると、日本人ですみませんという気持ちになってしまう。 まあ、読んでいる間だけなんだけど。

Posted by ブクログ

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