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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫
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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫

高田崇史(著者)

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QED ventus 熊野の残照 講談社文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/10/14
JAN 9784062761710

QED ventus 熊野の残照

¥814

商品レビュー

3.3

31件のお客様レビュー

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2026/02/08

熊野は、祈りと権力、自然と人心が幾層にも重なる土地である。その聖地に差し込む「残照」を手がかりに現代の事件と古代から続く信仰の影を結び直す。 起点は不可解な死と断片的な史料。熊野詣、補陀落渡海、王権と宗教のせめぎ合いが論理の糸で編まれていく。やがて史実の解釈を巡る思考実験が核心へ...

熊野は、祈りと権力、自然と人心が幾層にも重なる土地である。その聖地に差し込む「残照」を手がかりに現代の事件と古代から続く信仰の影を結び直す。 起点は不可解な死と断片的な史料。熊野詣、補陀落渡海、王権と宗教のせめぎ合いが論理の糸で編まれていく。やがて史実の解釈を巡る思考実験が核心へ迫り迷信と理性の境界が揺らぐ。 残照とは過去が完全には消えず今を照らし続ける光。歴史は終わらない。

Posted by ブクログ

2025/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は、タタルたちが出てくる現在パートでは事件が起こらず、幕間に語られる過去パートで殺人事件が起きている。 しかしよく読んでみると、現在の私と過去の私の語る内容が微妙に違う。 ずっともやもやしながら読むのだが、タタルたちは当然そのことを知らないわけで、延々と熊野にまつわるウンチクが語られていく。 熊野はずっとあこがれの地で、南方熊楠のことについてもちょっと触れられていたので、そこは単純に嬉しかったのだけど、事件のおぞましさがやりきれなくて、ページをめくる手が止まりがちだったのも事実だ。 古来から伝わる風習を現在の価値観で断罪することに意味はない、と思っていたけれど、それで辛い思いをしている人が後を絶たないのならば、断罪しててもやめさせることは必要と思うようになった。 縄文人、アイヌ人は神を恐れる気持ちが強いので嘘をつくことができないが、弥生人、大和朝廷の人たちは嘘を武器にして敵を攻略してきた、というタタルの主張は極論ではあるけれど、近代でも、和人は講和を結ぶ振りをして宴会でアイヌ人たちを虐殺したという事実があるからなあ。 ヤマトタケルの頃から変わっていないと言えば、そのとおりなのかもしれない。 このシリーズを読んでいると、日本人ですみませんという気持ちになってしまう。 まあ、読んでいる間だけなんだけど。

Posted by ブクログ

2023/10/25

熊野詣の正しい順番と、何故その順番で回るのが正しいのか説明されていて面白かった。 古い村にある風習には、悲しいものがある事が判った。

Posted by ブクログ