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明るい夜 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/10/10 |
JAN | 9784167753122 |
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明るい夜
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんせ京都に住んでいるもので、住んでいる場所が舞台の小説は、そらやっぱ、興味深く読めてしまいますよね。だってもう、知ってる地名、よく歩く地名が、どんどこ出てくるんですもの。「くるり」の音楽を聴くのと、似てる感じです。ああ、この地から、生み出される文学や、音楽が、存在するんだなあ、って思う事。それはやっぱ、なんだか嬉しいものです。 でも、この小説は、例えば貴志祐介の「黒い家」ほどには、京都感どっぷり、には、ひたれなかったなあ、という感想でしょうか。出町柳のあの感覚。四条木屋町のあの感覚。そこはかとなく感じたのですが、でも、なんだか、こう、ググッとはきませんでした。ただ、個人的に、「黒い家」のほうが面白く楽しめて、この小説にはハマれなかった。それだけなのでしょうが。 出町柳で「パンの清田」を探してみたり、四条木屋町で「ラ・ノッテ・キアーラ」を探してみたり、広河原に愛宕の火祭りを観に行くか?というと、そこまでは、こう、ドップリはハマれなかったなあ、という。個人の好き嫌い、なのですけれどもね、結局は。 でも、黒川さんの描写する、パン屋さんの労働の詳細は、素敵でした。ああ、働いてるんやなあ、ってことが、実感として、まさに実感で、すっごく伝わる雰囲気で。黒川さん、実際にパン屋さんでアルバイトしたことが、あったのでしょうかね?町中の全てのパン屋さんが、愛しく感じる描写でしたね。はあ、素敵だなあって思ったのです。パン屋さんで働く人と知り合いになりたい。で、こんな日々を送ってるんだろうなあ、ってことを、じかに聞いてみたい。そう思う次第でした。 黒川さん、なんだか、描写好きなんだろうなあ、って感じの文章ですよね。微に入り細にわたる、という感じでしょうか。細にわたる、というのは誤用なのでしょうか?日本語は不思議なのだな。
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3人の若者が「始まり」を探す物語。 「始まり」に繋がる何かを求めて、時系列が行ったり来たりしながらふわふわとした世界が、朋子の視点からとりとめもなく語られていく。 だけど、本当は「とにかく始めてみる」ことが大事だったんだね、ということなのかな。 工藤は読んでて不安になるくらい...
3人の若者が「始まり」を探す物語。 「始まり」に繋がる何かを求めて、時系列が行ったり来たりしながらふわふわとした世界が、朋子の視点からとりとめもなく語られていく。 だけど、本当は「とにかく始めてみる」ことが大事だったんだね、ということなのかな。 工藤は読んでて不安になるくらいダメダメな人だけど、彼も彼なりの「始まり」にたどり着いたみたいで、とりあえず一安心。
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【本の内容】 ふいに消えた女ともだち、小説を書くために仕事を辞めたのに最初の一行が書けない「彼」、眠れない「わたし」。 アルバイトでその日その日をつなぐ若い男女のよるべなく、ささやかな生。 京都・鴨川べりの古アパートから火祭の夜へ、絶妙な語り口ですくいあげられた、若い日の確か...
【本の内容】 ふいに消えた女ともだち、小説を書くために仕事を辞めたのに最初の一行が書けない「彼」、眠れない「わたし」。 アルバイトでその日その日をつなぐ若い男女のよるべなく、ささやかな生。 京都・鴨川べりの古アパートから火祭の夜へ、絶妙な語り口ですくいあげられた、若い日の確かな手ざわりが爽やかな感動を呼ぶ傑作。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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