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ブリキの太鼓(第一部) 集英社文庫
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ブリキの太鼓(第一部) 集英社文庫

ギュンター・グラス(著者), 高本研一(訳者)

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ブリキの太鼓(第一部) 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1978/09/01
JAN 9784087600377

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ブリキの太鼓(第一部)

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商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2010/05/28

ノーベル文学賞受賞作…

ノーベル文学賞受賞作家であるギュンター・グラスの出世作です。3歳の時から成長のとまったオスカルの半生の物語です。明るさと暗さが交互に混じる文体と奇妙なストーリーではじめは面白く読めたのですが、中盤以降はちょっと中だるみで、読破するのが苦痛でした。

文庫OFF

2026/03/05

見聞きした第二次世界大戦前〜戦後にかけてのポーランド。 自らの意思で、3歳時点で成長を止めたオスカルが、ブリキの太鼓の力を借りて、これまでの人生(彼は30歳だ)で見聞きした人や事を、ひたすらに喋り倒していく。 その語りはしばし奇妙で、まずそんなに詳細に記憶しているはずがなかろう...

見聞きした第二次世界大戦前〜戦後にかけてのポーランド。 自らの意思で、3歳時点で成長を止めたオスカルが、ブリキの太鼓の力を借りて、これまでの人生(彼は30歳だ)で見聞きした人や事を、ひたすらに喋り倒していく。 その語りはしばし奇妙で、まずそんなに詳細に記憶しているはずがなかろうというくらいに徹底的に詳細で克明。出来事を、人々の表情や動きを、音を匂いを光景をとにかく語り尽くしていく。その詳細さから間違いなく写実性を感じさせつつも、そこで語られる話は微妙に超現実的(まず冒頭のオスカルの母の誕生秘話からして謎めいている)、人々の取る行動も少し奇矯に見え、さらりとエログロ(しかし程度は軽い)が入り込み、とんでもない偶然が連発する。が、超現実的の度合いが行き過ぎていない故に、やはりこれは実際に彼が見聞きした出来事と読者に思わせる力がある。 そして3歳児だからこそ、大人に警戒されずにあちこち入り込めたのだろうと読者を納得させることにも成功している。 そういう意味では筆力のある作品であることは間違いないが、さてこの内容をどう受け止めれば良いか。 一つ一つの逸話は、本当にただ彼が印象的であった出来事を時系列に丁寧に辿っているだけのようで、分かりやすくこれらの語りを通して伝えたいテーマのようなものは見えない。 一部や特に二部では、忍び寄る戦争の気配、政治的分断、そして破滅…と言った当時の時代の空気が確かに感じられる。三部では戦後成人したオスカルが、まるで今までの人生の一つ一つにケリをつけていくかの如く、戦中に出会った人たちに再会し、戦後を生きる人たちに戦争が落とした陰を描いているようにも感じられる。 しかし、どうにもそれが主題とは思えない。 他にも性愛や芸術、信仰などなど、とにかく色々な要素が詰まっていて、まあ詰まるところやっぱり、ある1人の人間が持つ価値観や人生観を形成した過去の経験を、そのまま丸ごと目の前に並べていっているのだと、素直にそう思って読むのが良い作品なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さらっと性描写やアンモラルな描写も ちらほら混じってきます。 そこのところは要注意。 太鼓に執着し、太鼓がそばにあった まさに気狂いそのものの男の思い出。 なにがなんでも太鼓を放さず 放そうとした教師にまで太鼓の能力を ぶち当てた少年時代。 そして起こりながらも彼を支えた母の 突然の死。 まあ本当、おかしい作品ね。

Posted by ブクログ