きみがいるなら世界の果てでも ビーボーイノベルズ

榎田尤利【著】

• 販売会社／発売会社: リブレ出版
• 発売年月日: 2008/09/30
• JAN: 9784862634504

商品レビュー

2014/07/22

茜の恋話が読みたい

[ゴロー]

自己管理が一切できないマンガ家・二木の恋人は、容姿端麗で仕事もできる世話焼き好きの東海林。割れ鍋に綴蓋的な２人だったが、二木のおかげで次々と東海林にアクシデントが起こり――！？マンガ家シリーズ第５弾・最終巻。

二木は相変わらずと言えばそうなのですが、旅行に行けなくてダダをこねるシーンでは「え、そこまで！？」というぐらい精神年齢が低い対応をしてくれてちょっと引きました。甘利さんもお気の毒様と思うけど、東海林も含めそんな二木が良いんだからしょうがない。しかし甘利イイ男だな。他の誰かときっと幸せになって欲しいよ。
あととっても印象に残ってるのが東海林のお手製の卵焼きの説明。『プチプチしちゃって』というフレーズが笑っちゃいました。そして東海林がゲイだったなんて知らなかった！！前巻でも言ってはいたけど二木が好きだからかと思ってたし、二木の前にも男と関係を持った事があったなんて！！どんな相手だったんだ！！そしてそれで何故二木を恋愛対象に入れてなかったんだ！？
最後に茜とリツ。二木も東海林も本音で話してくれる良い友達持ってて良かったねー。

2023/09/08

「きみがいなけりゃ息もできない」の続編で漫画家シリーズの1つ。他の漫画家シリーズのキャラも出てくるので、出版順通りに他を先に読んでもいいかな？読まなくても大丈夫だけど。
榎田先生の本はやっぱり文章がすごく好きだなと思う。立て続けにそんなこと起きる！？と思う部分や都合のいい展開もあるけど、面白いので引っかからない。都合のいい展開でも、待ってました！ってなっちゃう。
前作は二木の東海林に対する依存が強い印象だったけど、本作は東海林の二木に対する依存が強くて良かった。仕事もしない東海林･･･笑

2018/11/08

「きみがいなけりゃ息もできない」続編。
わがままばかりを反省し、なんとか役にたちたい受けだったが、そのせいで攻めに怪我をさせてしまう。自己嫌悪に陥った受けが攻めの元を去る。浮気してまで…。というか最後は間男が普通に馴れ合ってる展開が少し違和感。面白かったけど。