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ちひろのことば 講談社文庫
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ちひろのことば 講談社文庫

いわさきちひろ(著者)

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ちひろのことば 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1978/11/01
JAN 9784061383265

ちひろのことば

¥110

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2024/01/26

いわさきちひろ(1918~74年)は、福井県武生町(現・越前市)生まれ、東京府立第六高等女学校(現・都立三田高校)卒の画家・絵本作家。淡い色彩の透明感に満ちた水彩画法による子どもの絵が特徴で、数々の絵本の絵や、童話等の挿絵を描き、また、自作の7冊の絵本を発表した。作品は国際的にも...

いわさきちひろ(1918~74年)は、福井県武生町(現・越前市)生まれ、東京府立第六高等女学校(現・都立三田高校)卒の画家・絵本作家。淡い色彩の透明感に満ちた水彩画法による子どもの絵が特徴で、数々の絵本の絵や、童話等の挿絵を描き、また、自作の7冊の絵本を発表した。作品は国際的にも評価され、絵本『ことりのくるひ』でボローニャ国際絵本展・グラフィック賞を受賞したほか、絵本は十数ヶ国で出版されている。 私は現在アラ還世代だが、子供の頃に、毎月家に届く子供向け雑誌(「キンダーブック」だったような気がするが、はっきりは覚えていない)で、ちひろの絵をよく見ており、また、最近続編が出て話題となっている『窓ぎわのトットちゃん』(挿絵にちひろの絵が使われている)を、少々前に再読したこともあって、今般たまたま新古書店で本書を目にし、思わず購入した。 本書は、前半50頁にちひろの絵(カラー)、後半50頁に、本人によるエッセイや自らの絵本に寄せた文章等が収められている。 私はとにかく、前半の絵の部分をじっくり見てみたかったし、その結果、改めてその絵に強く惹かれたのだが、振り返ってみると、本書を読むまで、ちひろが男性なのか女性なのかすら知らず、どのような時代に、どのように生きて、どのようなことを考えていたのか等について、興味も湧かなかったことに気付き、寧ろそうしたイメージに縛られることのない不思議な透明感こそがちひろの絵の魅力であることに、思い至った。 そうした意味で、後半のちひろの文章は、ちひろのことを理解する手助けにはなるし、そうしたことに興味を持つ向きには貴重なものだとしても、私としては、読まなくてもよかった(寧ろ、読まない方がよかった)と思われたのだが、これは天邪鬼的な考えだろうか。。。(別に、ネガティブなことが書かれているということではない。念の為) (2024年1月了)

Posted by ブクログ

2014/12/19

もっと自分の絵に泥臭さがなければと思い続けてきた... 私は工場の労働者の生活は深く知らないかもしれませんけれど、母とこの姿なら知っています。私も、子を持つ母親だからです。 あの子は風のようにかけていったきり... 大人と言うのはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛し...

もっと自分の絵に泥臭さがなければと思い続けてきた... 私は工場の労働者の生活は深く知らないかもしれませんけれど、母とこの姿なら知っています。私も、子を持つ母親だからです。 あの子は風のようにかけていったきり... 大人と言うのはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることだと 「僕は一生お金のある仕事には就かないつもりです。ですからとても靴なんて買えるようにはならないと思います。だから、あの6足の靴を一生はこうと思います。

Posted by ブクログ

2012/06/25

[僕は儲かる仕事は一生しないって決めてるんです。だからこの6足の靴を一生かけて履くんです。] 私たちはアンデルセンに出てくるおじいさんみたいな夫婦。 [しょうがないさ。ママは芸術家なんだから] 駄作でいいならいくらでもかけるわ。 締め切りがなければかけない。

Posted by ブクログ

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