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女妖記 中公文庫
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女妖記 中公文庫

西條八十【著】

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女妖記 中公文庫

定価 ¥1,047

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/09/25
JAN 9784122050518

女妖記

¥990

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2021/08/07

西条八十が66歳の時に書いた女性遍歴記です。  久しぶりに城下町の本屋さんに行って、手当たり次第5~6冊購入したなかの、表紙に魅せられた本。  「えっ、八十さんて童謡詩人じゃなかったっけ?」という意味のない偏見もあったので、興味ひかれたのもほんとです。  まことなのか、創作...

西条八十が66歳の時に書いた女性遍歴記です。  久しぶりに城下町の本屋さんに行って、手当たり次第5~6冊購入したなかの、表紙に魅せられた本。  「えっ、八十さんて童謡詩人じゃなかったっけ?」という意味のない偏見もあったので、興味ひかれたのもほんとです。  まことなのか、創作なのか、まあ、つぎからつぎへと艶話。ご本人も尾ひれをつけて語るうち、わからなくなったとぼけていらしゃる。  そうじてモテモテの話なんだけど、ユーモラスというかいやみがない。古い時代(昭和の初め)だから芸妓や遊郭の女性が登場。(堅気の女性もあったそうだがそれは迷惑だから割愛したそう、って)パリに留学してまた後にも外遊しているから金髪美人もありなのです。  しかも、手癖のわるいうそつき女とか、姉御肌の女すりとか、なかなか落ちない女とか、いわゆる魔性の女性に惹かれていくご自分をも愛でてもいるよう。  でも、でも文章や構成がうまくて「くくく、、、く」と含み笑いしながら読んでしまう。  あげくの果て女って「妖」がないと魅力ないかもしれない、とつくづく思いましたよ。  半世紀前のを復刊という。軽くておもしろいのをよくぞ出してくれました。  ああしかし、現代のブログガーたちはこんなのは朝飯前でした。文章力は八十張りではないだろうけど。

Posted by ブクログ

2014/06/08

西條八十。美しき詩を書く偉大な詩人は、女性に優しく、それゆえモテたようだ。取り巻く女、行き過ぎる女たちとの物語。なんでモテたのか、勉強になる本だと思います。

Posted by ブクログ

2014/05/25

自伝的暴露本のためどこまで脚色されているか不明(著者もそう書いてる)。年月による曖昧さ程度であるならこころに偽りはないはずで、そりゃモテるわ…の一言に尽きる。

Posted by ブクログ

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