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世界の歴史(12) 明清と李朝の時代 中公文庫
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世界の歴史(12) 明清と李朝の時代 中公文庫

岸本美緒, 宮嶋博史【著】

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世界の歴史(12) 明清と李朝の時代 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/09/25
JAN 9784122050549

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世界の歴史(12)

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2015/05/11

伝統的な専制王朝が最終段階を迎えた大帝国、明・清。そして、朝鮮独特の両班官僚制が成立した李朝の実相を、日本など東アジア諸国との多様な関わりのなかで描く。「家」を主体にした近世の社会は、西洋との軋轢の中、徐々にきしみ始める。

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2012/10/31

特に朝鮮半島の歴史が、呼称の煩雑さと相まって、一筋縄にいかない。しかし、朝鮮半島に矮小化せず、明から清代にかけての中国との歴史と併せて、モザイクのように書かれているので、とりあえずは大局を壮観すべきだろう。大きな歴史の流れの根本にある「家」について最後に言及。漢人の側からみて清朝...

特に朝鮮半島の歴史が、呼称の煩雑さと相まって、一筋縄にいかない。しかし、朝鮮半島に矮小化せず、明から清代にかけての中国との歴史と併せて、モザイクのように書かれているので、とりあえずは大局を壮観すべきだろう。大きな歴史の流れの根本にある「家」について最後に言及。漢人の側からみて清朝は夷狄だとか、朝鮮半島の歴史は後進国の他愛ない歴史だからざっと書くというような偏重や我田引水は弱く、ニュートラルな立場に立とうとしながらも、著者の顔がみえる良書。中国では胥吏(しょり)が「職務を私物化」する(p92)など、統治の末端に曖昧さが許容されることでうまくいっている(※領土が広大なため)のに対し、朝鮮半島では多くの複雑な闘争を経て、両班形成などにともなって稠密な中央集権体制が形成。また、明朝が倭寇や女真族などによって外苑から瓦解していくというみかたがダイナミック。大陸では、特に定住者たちは常に周辺とのバランス感覚が重要だった。共通する「科挙」は、平等性より、むしろ梯子のような皇帝権力(P370)のための制度か。

Posted by ブクログ

2012/06/13

明清時代の中国史と、李朝時代の朝鮮史を章ごとに交互に扱った本。単なる通史にとどまらず、社会史・経済史、時には日中・日朝関係まで踏み込んだ叙述がなされている。 両者のページ配分はほぼ同じなので、朝鮮史の量はかなり多い事になり、中国史だけに期待して買うとやや辛い部分があるかもしれな...

明清時代の中国史と、李朝時代の朝鮮史を章ごとに交互に扱った本。単なる通史にとどまらず、社会史・経済史、時には日中・日朝関係まで踏み込んだ叙述がなされている。 両者のページ配分はほぼ同じなので、朝鮮史の量はかなり多い事になり、中国史だけに期待して買うとやや辛い部分があるかもしれない。よって朝鮮史への関心があるかどうかで、この本の評価は大きく変わってくる。 しかし、社会風俗や両班が作り出した朝鮮社会は、関心があればそれなりに面白い。文禄・慶長の役の朝鮮側の史料が見れるのもメリット。

Posted by ブクログ

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