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華麗なるギャツビー 講談社英語文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1994/09/15 |
JAN | 9784770022738 |
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華麗なるギャツビー
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
村上春樹が自分が最も影響を受けたと明言してる作品 授業の課題で読了 近代アメリカ文学を代表する作品。 アメリカンドリーム、盛者必衰を感じた。
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アメリカ文学の中で名の知られた名著。村上春樹の影響が大きいんだろう。 なかなか話の展開を想像しにくいタイトルなのですごく奇抜な話なのかと思っていたけど、アメリカに限らずどの国でもありそうな一時代の貧富で分かたれた人々の話だった。日常風景は正にアメリカンドリームではあるけれど、その...
アメリカ文学の中で名の知られた名著。村上春樹の影響が大きいんだろう。 なかなか話の展開を想像しにくいタイトルなのですごく奇抜な話なのかと思っていたけど、アメリカに限らずどの国でもありそうな一時代の貧富で分かたれた人々の話だった。日常風景は正にアメリカンドリームではあるけれど、その構図と人々の辿る道はかなり普遍的な要素を孕んでいると感じた。だからこそ時代と国を超えて読み継がれたんだと頷ける。 一見成功してるやつの努力や苦労こそ理解されない。生まれつきラッキーだったとか、才能があったという一言で片付けられてしまう。誰も気にはとめない。そういう時、一体誰が認めてやればいいんだろう。どうすれば影での努力や苦労は救われるのか。今の自分がギャツビーを読んで抱いたのはこの疑問だった。
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人やものごとの短所、欠陥を拡大かつデフォルメして描くのは、風刺画の世界ではごく当たり前の手法なわけだけれども、同じ手法は小説においても常に見られるものだと思う。 恣意的な区分を押しつけてしまえば、小説の要素は主に二つに分類できる。 まず登場人物の背後にある「欠陥」。性質と呼び変え...
人やものごとの短所、欠陥を拡大かつデフォルメして描くのは、風刺画の世界ではごく当たり前の手法なわけだけれども、同じ手法は小説においても常に見られるものだと思う。 恣意的な区分を押しつけてしまえば、小説の要素は主に二つに分類できる。 まず登場人物の背後にある「欠陥」。性質と呼び変えてもいいけれど…。 現実に生きる人間の行動規範は流動的だけれど、キャラクターは一貫する性質というか、ある意味で美学を貫き通す様は現実のそれより相当強固で、当たり前だけどその凝り固まりはどんな美辞麗句であらわせるものだとしても性質というよりむしろ欠陥。 もう一つは?といえば、社会構造の戯画化。ストーリーを概観すると、部分部分が社会問題の隠喩であったりしているもの。プロレタリア文学なんてまさにそれそのもの。誤解のないよう言っておくと、この二つは小説の要素であって種類ではない。決してどちらか一方に分類できるわけではなく、この二要素のバランスから成り立っていると言いたい。 じゃあ『Great Gatsby』を読んで一体自分のどんな欠陥を見出したかと言えば、「愛情に対する偏執」。ギャッツビーがデイジーに、夫のことを愛したことはないと言わせるシーンなんか、自分の恋愛での性癖を暴露されてるようでもう…
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