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無の道を生きる 禅の辻説法 集英社新書
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無の道を生きる 禅の辻説法 集英社新書

有馬頼底【著】

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無の道を生きる 禅の辻説法 集英社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2008/09/22
JAN 9784087204599

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2014/10/26

[ 内容 ] 人間本来無一物。 いちど死に切って楽になれ。 正真正銘の「正味」の生き方の真髄を異色の名僧が語る。 京都仏教会を束ね、物言う禅僧として世界レベルで行動し、伊藤若冲の「動植綵絵」展などを催した承天閣美術館の館長としても名高い著者が、その数奇な人生の中で禅の心と共に培っ...

[ 内容 ] 人間本来無一物。 いちど死に切って楽になれ。 正真正銘の「正味」の生き方の真髄を異色の名僧が語る。 京都仏教会を束ね、物言う禅僧として世界レベルで行動し、伊藤若冲の「動植綵絵」展などを催した承天閣美術館の館長としても名高い著者が、その数奇な人生の中で禅の心と共に培ってきた正味の生き方。 そこには、現代の迷う心を解き放つ知恵が満ちている。 覚えておきたい禅語・仏教用語解説つき。 [ 目次 ] 第1章 禅って、なんやろ?(そもそも禅とは?;体験こそが、唯一の禅の道 ほか) 第2章 人を育てる(何よりもつらかった孤独;人の上に立つ人間は、人々のために全力を尽くす責務がある ほか) 第3章 人を動かす(「やり方」さえ知っていれば、ものごとはおのずから動く;黙って成り行きを見つめていれば、落としどころは見えてくる ほか) 第4章 文化を育てる(花街は京都が誇るべき文化である;何百年先の未来に、この文化を残すためにすべきこと ほか) 第5章 生きること、死ぬこと(臘八大接心の苦行を乗り越えると、まったく新しい世界が開ける;乗り越える醍醐味は、一度知るとやみつきになる ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2013/07/14

無の道を行くこと、簡単ではないけれど、無の自分を意識していこう。体験して経験して納得していく、その回数が多ければ多いほど人間として成長する、という有馬さんの言葉は重い。読んでいて涙が自然に流れるのは何故なのか。うまくいかない今が、自分を磨くチャンスだと思える。生かされている自分、...

無の道を行くこと、簡単ではないけれど、無の自分を意識していこう。体験して経験して納得していく、その回数が多ければ多いほど人間として成長する、という有馬さんの言葉は重い。読んでいて涙が自然に流れるのは何故なのか。うまくいかない今が、自分を磨くチャンスだと思える。生かされている自分、ちっぽけな自分を好きになろう。

Posted by ブクログ

2012/06/24

「門より入る者は是れ家珍にあらず」 外から入ってきたものは宝ではない、自分の中から啓発されて、でてきたものこそが宝なんだよ。というもの。 それは、たとえるなら知識と会得の違い。 知識で分かったとしても、会得したことにはならない。(p178) 人は、生きているうちに死に切る必要が...

「門より入る者は是れ家珍にあらず」 外から入ってきたものは宝ではない、自分の中から啓発されて、でてきたものこそが宝なんだよ。というもの。 それは、たとえるなら知識と会得の違い。 知識で分かったとしても、会得したことにはならない。(p178) 人は、生きているうちに死に切る必要がある。 何か物事にぶつかったとき、徹底的に自分をなしにしてしまうこと。肉体としての命を絶つという意味ではない。精神的に、我も欲も殺して、自分自身という存在を消してしまう。いったい私は何者なのか、夢か、幻か。そこまで自分自身を追い込む。 そうすると、いつの間にか目の前がぱっと開ける瞬間が訪れる。(p201)

Posted by ブクログ