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戊辰物語 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1983/01/01 |
JAN | 9784003343111 |
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戊辰物語
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戊辰物語
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
『壬生義士伝』から新撰組と幕末・御維新をもっと知りたいと思った。本書はまだ戊辰の頃を実際に見聞きした人々を取材してまとめたもので、短文を連ねた構成は講談を聴いているような快さと面白さを感じる。江戸っ子が遠くの戦や彰義隊の戦いを他人事のように見ている様子は、戦争の装備が現代とは比べ...
『壬生義士伝』から新撰組と幕末・御維新をもっと知りたいと思った。本書はまだ戊辰の頃を実際に見聞きした人々を取材してまとめたもので、短文を連ねた構成は講談を聴いているような快さと面白さを感じる。江戸っ子が遠くの戦や彰義隊の戦いを他人事のように見ている様子は、戦争の装備が現代とは比べるべくもない小火器を中心としたもので、一般住民を巻き添えにしないものであることも幸いしたろう。解説にもあるとおり、将軍が君臨する国と天皇が統べる国の両方を受け入れてしまう日本人の不思議な柔軟性に苦笑してしまう。
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すごい面白かった! 黒田清隆の怪力自慢とか、寿司屋でお金払えなくなって喧嘩した話とか、 大隈重信が「最新式の馬車だぜ!!」って言ってガラガラのりまわしてたものが、実は西洋の乳母車だったこととかwww 他にも土佐の鯨海酔候がでてきたり、岡本鉄石がでてきたりして、幕末ファンにはたまらない一書です。 笑いのツボがたくさんあって本当に良かったです。。。
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1983年刊行。大正15年と昭和3年に東京日日新聞に連載された幕末維新期に関する古老の聞き書きである。当時、存命だった幕末維新期体験者の聞き書きであり、維新期の世相の生々しい様子、上野戦争の様子などが書かれている。特に、上野戦争の状況はあまり描かれることがないので、興味深いところ。なお、新撰組の生き残りからの聞き取りもある。
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