失われた季節に

三浦明博【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/09/05
• JAN: 9784062149723

商品レビュー

2011/02/28

厳密に言えば、星四つ半。
高校～大学時代の、空気感がたまらない。

若いうちは馬鹿なことを一杯やったほうがいい。
洋介君の死の真相はちょっとせつな過ぎるけどね。

2009/06/10

現在は上京する大学生の息子を持った主人公、牧一馬。物語は彼の昔話。
高校時代サッカー部の彼は仲間と共に、失踪した保健室のマドンナ「マリア」を探すことを決意。
が、手がかりは見つからず、その後サッカー部の仲間だった洋介の謎の死を知る。
この二件に関連性を疑りながらも、なんらつかめず時は流れる。
一馬は大学生になり、様々なバイトをしていくうちに新宿のキャバクラでマリアを見かけたが・・・。

面白かった気もするけど・・・余韻なし。

ぶっちゃけ、間の話なんなの？意味なくネ？と思った。

「あの頃はがむしゃらに上京したけどなんもできなかった。
　　　息子よいまのおまえを見て昔の自分を思い出したよ。」・・・て話？

2008/10/26

物語は、これから上京し東京の大学に進む息子と父親の会話から始まる。強風の為在来線も新幹線も止まりいつ運行が再開されるか、解らない中での、過去に同じ道を歩んだ父親の回想シーン(推理小説風な)で物語が綴られてゆく。