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暗黙知の次元 言語から非言語へ
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暗黙知の次元 言語から非言語へ

マイケル・ポラニー(著者), 佐藤敬三(訳者)

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暗黙知の次元 言語から非言語へ

定価 ¥1,601

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 1980/08/15
JAN 9784314003018

暗黙知の次元

¥990

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2022/10/24

我々が注目をそそいでいるのは、電気ショックがおこりそうだということであるが、そのこととの関連においてのみ、我々はつづりを見ていることを感知しているのである 我々はあるものから、他のものへと注目する際、前者を後者の姿の中に感知している。 あるつづりを見て我々が電気ショックを予想...

我々が注目をそそいでいるのは、電気ショックがおこりそうだということであるが、そのこととの関連においてのみ、我々はつづりを見ていることを感知しているのである 我々はあるものから、他のものへと注目する際、前者を後者の姿の中に感知している。 あるつづりを見て我々が電気ショックを予想するとき、それらのつづりは電気ショックの到来を表意している 知的であろうと、実践的であろうと、外界についての我々のすべての知識にとってのその究極的な装置は我々の身体である。我々が目覚めているとき、外界の事物に注目するためには、いつも我々はその外界の事物と我々の身体との接触について我々がもっている感知に依拠している 人間の心を理解することは、そのはたらきを体験することによってのみ可能である 美学的鑑賞とは、作品の中に入り、作者の心の中に潜入することである 近代科学の目的は、厳密に主観性を排した客観的な知識の確立とされてきた 一切の暗黙知を排除した上ですべての知識を形式化する過程は、自己崩壊に陥る。あう包括的存在をなりたたせている諸関係、たとえば一匹の帰るという包括的存在を構成している諸関係を形式化することができるためには、この変えるという存在がまず暗黙知によって非形式的に認知されていなければならない 数学的理論は、それに先だつ暗黙知に依拠することによってのみ、構成される。そして数学的理論が理論として機能しうるのは、暗黙知の行為の内部においてのみ。その暗黙知の行為とは、我々が理論から理論と関係づけられるがしかし、理論以前に成立している経験へと、注目することにほかならない。 ★科学者が発見の活動に従事しているとき、彼にとって問題が見えているという経験 すべての研究は問題から出発しなければならない。問題がよい場合にだけ成功することができる。研究が独創的でありうるのは、問題が独創的である場合にかぎる。しかしよい問題にせよ、独創的な問題にせよ、そもそも人間にはどのようにして問題が見えるということがおこるのだろうか。 問題が見えるということは、かくれているなにものかが見えることだから 包括的にとらえられていない諸細目のあいだに、まとまりがあるのではないか、と言う一つの内感をもつことである。この内感が正しければ問題がよい問題となる かくされてはいるが、それでも我々が発見できるかもしれないなにものかについて、我々がもっている内感 ★まだ発見されていなことについて、我々が暗黙的な予知をもつことができることが認められるならば、それは意味をなす →ここの動線だよなぁ、、、、。記号ではなく、暗黙的ところへの予知としての吸引力というか。 ★傾倒:関与や参加などよりも強い主体的なかかわりを意味する観念 科学において範例をなす知識の状態とは、科学的知識を見つけ、保持するために必要とされる能力がすべて、十分に展開されている状態である。そのような状態とは、近づきつつある発見を知る場合である。 ★このような近づきつつある発見についての知識を保持するということは、発見することができるなにかが存在するという、確信に深く傾倒した行為である。それは、それを信じる人の人格を含んでいるという意味で、またそれは原則として孤独なものであるという意味でも、個人的である。しかしそこには自分勝手な気楽さはすこしも存在しない。発見者は、かくれた真理、つまり解明するために彼の尽力が必要とされるかくれた真理の探究にたいする抵抗しがたい責任感でみたされている。

Posted by ブクログ

2014/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あ、文庫も出てるんだ。。。とここで登録しようとして知りました。 勿論、'暗黙知'の概念は膝ポンものだけど、特筆すべきはこの本の薄さ!! なんだこの切れ味は~!? 尤もそれだけに、昨今の懇切丁寧な数多の人文書と違い、チト手強かった★

Posted by ブクログ

2014/06/05

大学図書館蔵書 : 購入予定 和訳がストレートなためか比較的容易に読むことができ、考えられる程度には理解することもできたと思う。 第一章はとても面白く、納得させられること多々 第二章は、やや生物や動物、人間をあまりに特別視しすぎているところに違和感を禁じ得なかったものの、理論とし...

大学図書館蔵書 : 購入予定 和訳がストレートなためか比較的容易に読むことができ、考えられる程度には理解することもできたと思う。 第一章はとても面白く、納得させられること多々 第二章は、やや生物や動物、人間をあまりに特別視しすぎているところに違和感を禁じ得なかったものの、理論としては考えてみたいと感じさせられた 第三章は、研究者とかかわる人たちは読んでおいたら面白いんじゃないかな、といった内容 某科研のO氏がタイムリーな話題であることも手伝ってなかなかに理解しつつ読めた 久しぶりに内容に没入できた本

Posted by ブクログ

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