- 中古
- 書籍
- 文庫
ストリッパー物語 角川文庫6165
定価 ¥416
¥330 定価より86円(20%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 1985/08/01 |
JAN | 9784041422199 |
- 書籍
- 文庫
ストリッパー物語
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ストリッパー物語
¥330
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
「愛の真実」、究極の愛をユーモラスに描いた物語
本書は、どさ回りのストリップ一座に舞台照明係として身を置くオレこと正輝を語り手として、彼が密かに思いを寄せる、すでに若くはないが気風が良く、情け深くて情に脆いストリッパー明美さんを主人公に、彼女にぞっこん惚れ込み、献身的に尽くしながらも他人には粋がって見せるヒモの重さんをもう一人...
本書は、どさ回りのストリップ一座に舞台照明係として身を置くオレこと正輝を語り手として、彼が密かに思いを寄せる、すでに若くはないが気風が良く、情け深くて情に脆いストリッパー明美さんを主人公に、彼女にぞっこん惚れ込み、献身的に尽くしながらも他人には粋がって見せるヒモの重さんをもう一人の主人公として、他のストリッパーやそのヒモそれぞれの人間模様を絡めながら、女と男の滑稽で哀切さをまとった「愛の真実」、究極の愛をユーモラスに描いた物語である。著者らしく、いかにも戯曲から小説化したと思われる作品であるが、愛する人のために自分が選択した生き方の結果だとはいえ、明美さんと重さん二人がたどり着いた先は、あまりに悲しく哀れであり、誰も、愚かで度を越していると嘲ることなどできまい。
fugyogyo