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家畜人ヤプー 角川文庫
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家畜人ヤプー 角川文庫

沼正三(著者)

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家畜人ヤプー 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川グループパブリッシング
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784041334010

家畜人ヤプー

¥660

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2024/01/23

特殊な社会、身分制度を除けば、良質なSF作品として楽しめる部分もあるが、ヤプーの家畜化等の詳細な設定はよくまぁここまで考えたものだと思う。70年近く前の作品なのが驚きだが、70年前だからこそ書けたとも言える。

Posted by ブクログ

2021/06/03

2021年6月2日読了。不時着した宇宙船に出くわしたクララと麟一郎。未来社会イースの文明・文化に触れた恋人たちの運命は…?「天下の奇書」と呼ばれ三島由紀夫激賞などの逸話を多く持つSFを気になって再読。今読んでもこの刺激的だがやりすぎ・バカバカしさ漂う舞台設定と淡々とした文体は大変...

2021年6月2日読了。不時着した宇宙船に出くわしたクララと麟一郎。未来社会イースの文明・文化に触れた恋人たちの運命は…?「天下の奇書」と呼ばれ三島由紀夫激賞などの逸話を多く持つSFを気になって再読。今読んでもこの刺激的だがやりすぎ・バカバカしさ漂う舞台設定と淡々とした文体は大変おもしろい。発表当時はさぞ不快に感じる読者もいて議論を呼んだことだろう…。不気味なヤプーの黄色い肌に囲まれた生活が白人にとって快適なものなのか?疑問があるが、「ヤプー」を「電気」に置き換えると、なんでも電気にやらせようとする現代人たる我々だってイース人と似たようなもので意識が全くない分タチが悪い、とも言えるのではないか?マゾヒズムあふれる前半はある種のマゾ男性には「こんな物語を読みたかった!!」と直球ど真ん中なのだろうか。日本神話をパロディ化する後半は、日本人のアイデンティティを徹底的に突き崩す究極の形態がこれ、なのかもしれない、が、他人事のように「おもしれーなー」と冷めた目で読める私は本書の著者が真の読者として想定した存在ではないのだろうな。補記された「続・家畜人ヤプー」の章は初めて読んだが、「これぞ蛇足」の極みだった。

Posted by ブクログ

2016/01/17

問題作らしく序盤の気持ち悪さ、中盤までの自分もその「設定」に慣れてしまう衝撃など、そこまでのテンポは良い。ただし中盤以降はややダレてしまっているような感じを受ける。 完結しているように見えるものの、まだ続きがあるようで、そこまで読むかちょっと悩んでしまう。

Posted by ブクログ

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