ナイチンゲールの沈黙(上) 宝島社文庫

海堂尊(著者)

• 内容紹介: 田口・白鳥コンビの活躍を再び！今回の舞台は小児科病棟。病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜が担当する患者は、網膜芽腫(眼の癌)の子供たち。眼球摘出をせざるをえない子供たちに心を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口に依頼し、小児愚痴外来が始まる。300万部突破の驚異のデビュー作『チーム・バチスタの栄光』も一緒にどうぞ。
• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2008/09/04
• JAN: 9784796663588

商品レビュー

2025/12/09

チームバチスタの栄光の続編。
小児愚痴外来が始まり、事件も始まるが白鳥はまだ出てこない。下巻に期待。

2025/10/23

サービスアパートの図書室で借りた。
病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患児は、眼の癌――網膜芽腫の子供たち。眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口公平に依頼し、小児愚痴外来が始まった。時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納達也警視正が病院内で捜査を開始する。緊急入院してきた伝説の歌姫・水落冴子と、厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。
｢チーム・バチスタ｣シリーズ二作目。

小夜の特殊能力？がすごすぎる。
“｢あなたの歌は、自分の中にある映像やイメージを、あるがままそのままに、他人に伝えてしまうのよ｣”
これは本当にありえることなの？
さすがにファンタジー？

｢死亡時画像診断｣と「デジタル・ムービー・アナリシス(DMA)」(事件現場情報をビデオに録画し、その情報をコンピューター上でデジタル化して現場を解析する手法)で、犯人の裏付けをするのが興味深かった。

2025/07/21

1作目の時のように不定愁訴外来・田口が主人公ではなく、小児病棟看護師・浜田にスポットライトが当てられている。

前作は術死を装った殺人事件で、今回は刑事も出てくるしっかりした殺人。
一見関係ない小児患者とアル中患者もクローズアップされててどう繋がっていくのか。事件の真相も気になるところ！