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中核VS革マル(下) 講談社文庫
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中核VS革マル(下) 講談社文庫

立花隆(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1983/01/15
JAN 9784061341845

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商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2024/10/20

 上巻に引き続き、中核と革マルという同じ左翼の内ゲバと彼らが引き起こした事件が何件か見ていくが、下巻では、公安当局による活動家の対処法について言及されている。公安の基本的なスタンスは左右にかかわらず、国内を秩序、安寧を乱す者はマークし、体制を脅かす蓋然性の度合い、具体的に党派のも...

 上巻に引き続き、中核と革マルという同じ左翼の内ゲバと彼らが引き起こした事件が何件か見ていくが、下巻では、公安当局による活動家の対処法について言及されている。公安の基本的なスタンスは左右にかかわらず、国内を秩序、安寧を乱す者はマークし、体制を脅かす蓋然性の度合い、具体的に党派のもつ組織力、過激度をもとに、ランク付けするという。ちなみに本書によると、組織力においては革マルが、過激度においては中核が上だという。

Posted by ブクログ

2022/06/14

1960-70年代のサブカルチャー、つまり時代の空気を理解する上で革マル•中核の理解は欠かせない。 その目的にこれ以上にかなう書籍はない、と思うほど客観的な視点で起きたこと•起きていたかもしれないことが記される本書は、時代の証言として歴史的にも価値ある一冊だと思う

Posted by ブクログ

2022/04/19

本巻で最も興味深かったのは、実は巻末の年表である。これを見ると、両派がいかに多くの内ゲバ事件を起こしてきたかに驚かされる。 筆者も指摘している通り、両派がそれぞれ自分達の思想を狂信的に信じ、異なる思想を認めないことからここまでエスカレートしたのだろう。 現在はよく分からないが...

本巻で最も興味深かったのは、実は巻末の年表である。これを見ると、両派がいかに多くの内ゲバ事件を起こしてきたかに驚かされる。 筆者も指摘している通り、両派がそれぞれ自分達の思想を狂信的に信じ、異なる思想を認めないことからここまでエスカレートしたのだろう。 現在はよく分からないが、両派ともいまだに存在し活動を続けている。

Posted by ブクログ

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