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痛恨の江戸東京史 祥伝社黄金文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2008/09/10 |
| JAN | 9784396314651 |
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痛恨の江戸東京史
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痛恨の江戸東京史
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太田道灌の時代から平成期に至る500年以上の江戸東京の歴史を概観をしたもの。 特徴的なのは、もっとこうしてれば、この事件が起きなければ、この人が死ななければ町づくりはうまく行っただろう、都市計画は進んだだろうという視点で書かれている事。 流石に元東京副知事だけあり博識で、微に...
太田道灌の時代から平成期に至る500年以上の江戸東京の歴史を概観をしたもの。 特徴的なのは、もっとこうしてれば、この事件が起きなければ、この人が死ななければ町づくりはうまく行っただろう、都市計画は進んだだろうという視点で書かれている事。 流石に元東京副知事だけあり博識で、微に入り細に入っているが、前述のように歴史のifを前提にしているので、話題的に多少偏りが感じられるし繰り返しも多い。作者の思いが成功しているかどうかは微妙に感じた。 ただ戦後以降の話は行政マンとして実際に仕事をしてきたので、忸怩たる思いのところもあるかのようにも感じられ、国の各自治体へのバラマキ政策への批判は的確に感じられた。
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武士本流の見苦しい振る舞いから連想するものとは【赤松正雄の読書録ブログ】 東京都議選に目黒区から出馬する予定の斉藤やすひろ候補を支援する塾員フォーラムに出席した。その際に斉藤候補が挨拶のなかで、塾の創設者・福沢諭吉がかつて東京府議会と言っていた頃に議員であったことを紹介し、...
武士本流の見苦しい振る舞いから連想するものとは【赤松正雄の読書録ブログ】 東京都議選に目黒区から出馬する予定の斉藤やすひろ候補を支援する塾員フォーラムに出席した。その際に斉藤候補が挨拶のなかで、塾の創設者・福沢諭吉がかつて東京府議会と言っていた頃に議員であったことを紹介し、その後継たることを誇りに思うと述べていたのがきわめて印象に残った。その事実については、このほど読み終えた、青山やすし『痛恨の江戸東京史』に詳しい。福沢が今の都議会議員であったということは意外に知られていないのではないか。 その選挙は明治11年12月に実施された。有権者は、満20歳以上の男子で地租5円以上を納めているものとなっており、かなりの高額所得者であったと思われる。東京府民の1.4%、1万3千人だけが有権者で、しかも立候補制ではなかったので、今の都議会議員選挙とは全く比較にならない。当時44歳であった福沢は言論界のリーダーとして推薦され、定数3の芝区で200票を獲得してトップ当選したとされる。 議員になることを「迷いに迷い、逡巡した挙句、出席率が悪いかもしれないということを予め断ったうえで」受諾したという。当選後に定数49人の中で、副議長に選ばれるが、辞退をし、やがて1年後には議員をも辞職することになる。殆ど踵を接して東京学士会院の会長に選ばれてしまい、多忙をきわめたことが理由だが、あまり政治に関心をもてなかったのに違いない。日本初の総選挙はそれから13年後に行われるが、当然出馬をしたりしていない。こうしたエピソードを元東京都副知事の青山さんは、一つひとつ掘り起こして楽しく読ませる。 東京都議選のさなかに、東京と姫路を往復しながら読むに相応しい本だと痛感した。幕末期の記述で、「徳川慶喜とか松平容保とか、武士社会の本流の人たちの立ち居振る舞いが見苦しかったのに対して、多摩の農民のほうが、よほど武士道を貫く一生であり、最期だった」として近藤勇や土方歳三らを賞賛している。立ち居振る舞いが見苦しい世襲政治家と比べて見事だ言われる存在があるのかどうか、じっくりと見極める必要がありそうだ。
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