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ゴルの神官王 反地球シリーズ 3 創元推理文庫
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ゴルの神官王 反地球シリーズ 3 創元推理文庫

ジョン・ノーマン(著者), 永井淳(著者)

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ゴルの神官王 反地球シリーズ 3 創元推理文庫

定価 ¥641

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1979/06/18
JAN 9784488653033

ゴルの神官王

¥330

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2016/09/26

バロウズ・タイプとして登場したこのシリーズが、ぐっとSF側に振れるのは本巻から。 謎めいた神官王の本拠に、とうとうタール・キャボットが足を踏み入れる事で、いったい彼らがどのような存在でゴルとどのような関わり合いを持っているのかが描かれる。 冒頭でわかる事だし、そもそも1巻、2巻で...

バロウズ・タイプとして登場したこのシリーズが、ぐっとSF側に振れるのは本巻から。 謎めいた神官王の本拠に、とうとうタール・キャボットが足を踏み入れる事で、いったい彼らがどのような存在でゴルとどのような関わり合いを持っているのかが描かれる。 冒頭でわかる事だし、そもそも1巻、2巻でも捕獲航海などの示唆があるので言ってしまうが、神官王とは異星人なのだ。 というより、地球型の惑星であるゴルをもともと支配していた種族なのだろう。そこへ、捕獲航海で人間などなどをあちこちから集めてきて、住まわせているという事のようだ。 この捕獲航海が、なぜ行われているかなどの理由はまだ明らかではないが、まずは神官王がどのような種族なのか、というのがとても興味深い。 彼らはヒューマノイドではない。 そうなると、もっとファースト・コンタクト的な要素がSFファンとしてはほしくなってしまうのだが、残念ながらそこまで異質な生物ではないようだ。 とはいえ、ある程度メンタリティが似通った生物でなければ、物語は進まないとも言える。 神官王の正体がわかると同時に、なぜコ=ロ=バが破壊されたのかも理由が明かされるけれども、これはタール・キャボット同様、いまいち納得がいかない部分もある。しかし、あえていうならば、納得できない、理解しがたい部分を残している事こそが、神官王の異質さを表していると見て取る事もできるはずだ。 舞台が星間宇宙ではないだけで、かなりスペース・オペラ的な物語展開が繰り広げられる。 今回のヒロインである、トレヴェのヴィカも魅力的だ。高慢だが情熱的なタレーナや、尽くす女性ぽいララとは違って、彼女はかなりの悪女賭して登場する。勿論とても美しい! タレーナが黒髪であったのに対し、ララに続く二人目の金髪女性。眸が青いところも、ララと同じ。しかしまあ、気質は真逆なのだけれども。彼女のワルさが、今回のクライマックスに大きく影響するので、実はこのワルさっぷりも、再読する際には楽しみだったりする。

Posted by ブクログ

2013/04/09

情に厚いタール、女性に優しいタール。 でもやさしすぎてやっぱり窮地に立たされちゃうタール。 そんな彼が大好きです。 この巻はSFメインの作品。 タルンがでてこないですし、 神官王の事実がSF要素ストライクですので。 面白いのはサブキャラクターの 人造人間二人組。 彼らははじめ...

情に厚いタール、女性に優しいタール。 でもやさしすぎてやっぱり窮地に立たされちゃうタール。 そんな彼が大好きです。 この巻はSFメインの作品。 タルンがでてこないですし、 神官王の事実がSF要素ストライクですので。 面白いのはサブキャラクターの 人造人間二人組。 彼らははじめは機械的なんですが だんだんと「人間的」に目覚める描写は 素敵ですぞ。

Posted by ブクログ

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