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東北を歩く 小さな村の希望を旅する
定価 ¥2,200
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新宿書房 |
発売年月日 | 2008/07/31 |
JAN | 9784880083902 |
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東北を歩く
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「日本の食の担い手を失ってはいけない」。農林漁業や小さな村々の行方に対して、無念の思いと焦燥感にかられながらも、暮らす人々に見出すのは「希望の表情」。15年にわたり、東北の村や町を一つ一つ丁寧に訪ね歩いた著者が、山野河海で汗を流し、凛として生きる人々と本音で語り合い、綴ったルポル...
「日本の食の担い手を失ってはいけない」。農林漁業や小さな村々の行方に対して、無念の思いと焦燥感にかられながらも、暮らす人々に見出すのは「希望の表情」。15年にわたり、東北の村や町を一つ一つ丁寧に訪ね歩いた著者が、山野河海で汗を流し、凛として生きる人々と本音で語り合い、綴ったルポルタージュ。 「訪ね歩く東北は、農林漁業をめぐる厳しい話ばかりについ心が奪われてしまう」。道すがら、著者の不安はともすると募る。 「農家崩れたっていいさ、国家共々」の看板。農政の貧困という人災が、農で生きようとする若者たちに与える絶望的な閉塞感。それでも、「私はもう金は稼ぐことはできないが、家族の野菜はまだ作り続けられる」と、90年生きてなお、畑という仕事場に立つ女性がいる。「もう一攫千金、一網打尽の時代は終わったよ。これからは畑のように海を耕して暮らそうよ」と船を沖に漕ぎ出す漁師たちがいる。「米は買った方が安いのに、懲りずにまだ高地の田圃を耕している」と、揺らがず山の人生を送る74歳の男性がいる。著者は「この世には、あきらめてはならないことがある。失ってはならないものがある」と説く。自然に寄り添い、地道に自らの食を担ってきた人々の生き方にこそ、新しい時代への希望の入り口が見つかる。(S)
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グラフィケーションで読んでいたけれど、まとめて読めるのはとてもうれしい。いつか直接お話をうかがってみたい。
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