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日時計 創元推理文庫
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日時計 創元推理文庫

クリストファー・ランドン(著者), 丸谷才一(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1971/11/16
JAN 9784488156015

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商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2016/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半は本格推理、後半は冒険といったもの。三歳の少女の行方不明事件が実は誘拐事件だとわかり、警察には知らせずに私立探偵が少女の行方を追う。父親のもとに毎週送られてくる娘の写真から居場所を推理する。共犯者の逮捕が決まったために逮捕される前に少女を助けださなければならないというタイムリミットが加わり、よりスリルを増してくる。推理が当たり、少女は無事助けだされる。 誘拐事件と恐喝事件という違いはあるが、ハマースミスのうじ虫を思い出した。同じイギリスを舞台とし、卑劣な犯罪に対して正義感をあらわにして捜査を行う探偵役の存在など。

Posted by ブクログ

2015/03/18

誘拐事件の捜査を依頼された私立探偵。警察がすでに諦めた事件の手がかりは、定期的に依頼者に届く誘拐された娘の写真。彼女はどこに?誘拐の目的は? 探偵ケントと妻のジョウン、友人ジョッシュ。イギリス版のマローン&ジェイク夫妻のようです。時に笑える冒険をしながら、時に演技を楽しみ...

誘拐事件の捜査を依頼された私立探偵。警察がすでに諦めた事件の手がかりは、定期的に依頼者に届く誘拐された娘の写真。彼女はどこに?誘拐の目的は? 探偵ケントと妻のジョウン、友人ジョッシュ。イギリス版のマローン&ジェイク夫妻のようです。時に笑える冒険をしながら、時に演技を楽しみながら、手がかりを見つけていく。写真の背景の日時計から場所を特定するあたりはジョッシュが頑張ってくれるわけですが、基本的には捜査は体当たり。理詰めの推理よりとっさの機転や冒険を楽しむタイプのミステリです。イギリスらしい、とぼけたようなユーモアや、自由人ジョッシュのロマンスも面白い。 この作品をはじめて翻訳したのが丸谷才一さんだそうです。確かに好きそうな作品。

Posted by ブクログ

2014/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私立探偵ハリー・ケントの元に訪れたステビング。3歳の娘マーガレットが誘拐されたとの相談。事情を詳しく話さないステビング。調査を開始するとようやく打ち明けた密輸。マーガレットの写真に写る日時計から場所の特定を友人のジョシュアに依頼するケント。ステビングの暮らすライ村での調査。脅迫状を投函するポストでの犯人との争い。車に仕掛けられた爆弾。フランスでの調査。

Posted by ブクログ

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