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黄金の灰 創元推理文庫
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黄金の灰 創元推理文庫

F.W.クロフツ(著者), 井上勇(著者)

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黄金の灰 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1960/08/26
JAN 9784488106126

黄金の灰

¥550

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2026/01/13
  • ネタバレ

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早くに母親は亡くなっていたが、兄弟含めて20代前半に達した頃、父親も亡くなった。食うのに困らないほどの財産はあったはすだが、父親の投機が失敗しており、住む家さえ失ってしまった。他の兄弟らは各々仕事にありつく中、ベチー・スタントンは見初められて婚約した。が、その者が亡くなった時、父親と同様に投機により財産どころか借金を抱えていることが判明し、再び路頭に迷うこととなった。 大した仕事にもありつけず貯金で食いつないでいた頃、妹のジョアンは客船の子供世話係主任として働いており、そこのとある客に気にいられ、家政婦に近い仕事を紹介され、姉を思い出して推薦し、顔合わせの後、承諾された。 ジェフリー・ブラーはしがない会社員だったが、遠縁の伯父から急に荘園の相続の声がかかり、執事やメイドはいるものの、主人として何かしら取り決めるのに助言が欲しいということでベチーを伴って引っ越し。 その荘園には立派な画廊があり、古今の名作が飾られていた。専門家に鑑定して貰う傍ら、時折誰かしらにそうした方が言われたとして名画を掃除しているのがベチーには気がかりだった。 ジェフリーは荘園の生活に嫌気が刺してきたらしく、売り払う宣言。ベチーはあと少しで執筆が終わり、我ながら面白い本ができそうだったので、出版しようと思っていた。ジェフリーに家賃分を援助して貰いながら残りの執筆をし、時折荘園の様子を見に行く取り決めをしていた。 ある晩、荘園が火事になり、風邪だったのとショックだったのとで気絶するも、昼過ぎに目が覚めるとすっかり焼失していた。 以上、導入。 タイトルの黄金の灰とは、名画が燃えたこと。 ↓ネタバレ 真相は荘園には実は大した価値などなく、むしろ維持費ばかりかかる負債の代物であり、唯一の価値は名画。ジェフリーは掃除と称して偽物とすり替え、友人のダウンポートと連携し売っていた。そのすり替えた絵を専門家のチャールズ・バークに見られ、誰かに話される可能性があったため殺した。そして荘園を燃やし、すり替えの隠蔽と、維持費が必要でなくなるのと、火事による損害補填の請求によりまとまった金が手に入る。 名画を”掃除”する上にそれについてあまり言及したがらないところから、あまり意外性はなかった。 全体的な流れは面白かった。

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2024/07/08

1940年発表、フレンチシリーズ20作。お馴染みの2部製のストーリーがまず面白い。また、自立心の強い女性が中心に物語が進み、裏で進行する犯行との対比も良い。犯罪の独創性も高いし、それを隠す計画も巧妙。フレンチは本当に「いい人」と「いい人そうな悪い人」を書くのが上手い。ここに、ちゃ...

1940年発表、フレンチシリーズ20作。お馴染みの2部製のストーリーがまず面白い。また、自立心の強い女性が中心に物語が進み、裏で進行する犯行との対比も良い。犯罪の独創性も高いし、それを隠す計画も巧妙。フレンチは本当に「いい人」と「いい人そうな悪い人」を書くのが上手い。ここに、ちゃんとミステリに必要なサプライズが生まれる余地がある。

Posted by ブクログ

2010/07/02

フレンチ警部シリーズ 遺産相続で屋敷を手に入れたジェフリー。屋敷を取り仕切る未亡人ベチー。ベチーの友人アガサの夫チャールズ・バークは屋敷に飾られている絵画が「洗濯」されていることに気が付く。行方不明になったチャールズ。火事で焼失した屋敷と絵画。フレンチ警視の捜査。 船橋図書館...

フレンチ警部シリーズ 遺産相続で屋敷を手に入れたジェフリー。屋敷を取り仕切る未亡人ベチー。ベチーの友人アガサの夫チャールズ・バークは屋敷に飾られている絵画が「洗濯」されていることに気が付く。行方不明になったチャールズ。火事で焼失した屋敷と絵画。フレンチ警視の捜査。 船橋図書館  2010年7月2日読了

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