黄金の灰 の商品レビュー
1940年発表、フレンチシリーズ20作。お馴染みの2部製のストーリーがまず面白い。また、自立心の強い女性が中心に物語が進み、裏で進行する犯行との対比も良い。犯罪の独創性も高いし、それを隠す計画も巧妙。フレンチは本当に「いい人」と「いい人そうな悪い人」を書くのが上手い。ここに、ちゃ...
1940年発表、フレンチシリーズ20作。お馴染みの2部製のストーリーがまず面白い。また、自立心の強い女性が中心に物語が進み、裏で進行する犯行との対比も良い。犯罪の独創性も高いし、それを隠す計画も巧妙。フレンチは本当に「いい人」と「いい人そうな悪い人」を書くのが上手い。ここに、ちゃんとミステリに必要なサプライズが生まれる余地がある。
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フレンチ警部シリーズ 遺産相続で屋敷を手に入れたジェフリー。屋敷を取り仕切る未亡人ベチー。ベチーの友人アガサの夫チャールズ・バークは屋敷に飾られている絵画が「洗濯」されていることに気が付く。行方不明になったチャールズ。火事で焼失した屋敷と絵画。フレンチ警視の捜査。 船橋図書館...
フレンチ警部シリーズ 遺産相続で屋敷を手に入れたジェフリー。屋敷を取り仕切る未亡人ベチー。ベチーの友人アガサの夫チャールズ・バークは屋敷に飾られている絵画が「洗濯」されていることに気が付く。行方不明になったチャールズ。火事で焼失した屋敷と絵画。フレンチ警視の捜査。 船橋図書館 2010年7月2日読了
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トリック等はおもしろいです。 しかし総じて地味ですし、 事件そのものは時系列別に彼の作品を読んでいると 同じような作品があるので ちょっとつまらなく感じてしまうかも… しかしながらフレンチ警部の足の捜査は やはり見ていて段々と全貌が見えてくると おもしろいものがあります。
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