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ニーチェと哲学 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2008/08/20 |
JAN | 9784309463100 |
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ニーチェと哲学
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
面白かった。むずかったけど。 ニーチェの著作を読解していくドゥルーズ。 能動的諸力、反動的諸力など難しい単語が並ぶが途中から慣れてくる。 多を肯定する一とはまさに現代的な読み取りをするなら「マルチバース」のような多次元的な世界とも通じるもの。 また真と偽りの間に立つのが想像=芸術...
面白かった。むずかったけど。 ニーチェの著作を読解していくドゥルーズ。 能動的諸力、反動的諸力など難しい単語が並ぶが途中から慣れてくる。 多を肯定する一とはまさに現代的な読み取りをするなら「マルチバース」のような多次元的な世界とも通じるもの。 また真と偽りの間に立つのが想像=芸術だと捉える視点にも大賛成。 映画や小説は偽りでもって真を生じる。 そこにこそ最も強い「力」がある。 偶然を力強く肯定する。 ニーチェの考え方を「ポジティブ」の一言でまとめてしまうことほど勿体無いものはない。
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力への意志、それは己のなしうることの果てに向かって進んでいく決意である。 「己のなしうることの果てに向かって進んでいるものを能動的諸力と呼ぶのであり、それを剥奪するようなものとしての反動的諸力」 ドゥルーズ先生はめちゃくちゃ頭が良くて、彼のニーチェについての本は、ニーチェ...
力への意志、それは己のなしうることの果てに向かって進んでいく決意である。 「己のなしうることの果てに向かって進んでいるものを能動的諸力と呼ぶのであり、それを剥奪するようなものとしての反動的諸力」 ドゥルーズ先生はめちゃくちゃ頭が良くて、彼のニーチェについての本は、ニーチェの哲学について語っているという体裁なのであり、そしてそれは全く間違いなくニーチェの哲学についての語りなのであるが、しかしながらそれはドゥルーズ本人の哲学を語りとなっているのだ!という。その達人芸要ります?ドゥルーズはこう思ったで何がいけないのか。あとこの人やっぱり大学の先生なんだなっていうポジショントークがしばしば見受けられる。
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ドゥルーズが空白の八年から抜け出して最初に書いた著作。ニーチェの哲学を、反動的諸力と能動的諸力という二つの力に類型化しながら読み解くもの。力の性質として、肯定と否定が類型化され、肯定が肯定されている。あるいは、肯定を肯定することが肯定されている。想定される敵はヘーゲルとキリスト教...
ドゥルーズが空白の八年から抜け出して最初に書いた著作。ニーチェの哲学を、反動的諸力と能動的諸力という二つの力に類型化しながら読み解くもの。力の性質として、肯定と否定が類型化され、肯定が肯定されている。あるいは、肯定を肯定することが肯定されている。想定される敵はヘーゲルとキリスト教。 訳者による解説もいい。ドゥルーズの解説なのか江川氏の哲学の展開なのかはもはやわからなくなっている。
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