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大本営発表という権力 講談社文庫

保阪正康【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/08/11
JAN 9784062761345

大本営発表という権力

¥220

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2014/09/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

「大本営発表」という語は、力の強い者が不都合なことは隠して自分に都合のいいことだけを発表する意味で使われることが多い。しかし、それは単に虚偽や隠蔽ではなく、戦時における巨大な権力そのものでだった。国民を正常な感覚を失った酩酊状態に落とし込み、軍指導者自身が自らの発表で錯誤の連鎖にはまり、国そのものを解体寸前まで追い込んだ。 「主観的な願望を客観的事実にすりかえてしまうという心理構造」は今の日本でも時々起きているように思える。願望を持ちつつも現実を見て、そのギャップを冷静に把握して次の一歩を踏み出す、ということを当たり前にできるようになりたいものだ。

Posted by ブクログ

2011/11/23

 小説とは違うが、「陰陽師」シリーズや「IWGP」シリーズと同様のオールタイム・オールベスト。 納得するだけで の著者・著作だけに 当たり前のことだが、今まで読んできた多くの著者の著作に書かれている内容に変わりがない。  歴史研究家

Posted by ブクログ

2010/07/29

国民を考えさせない4つの枠組み。 1.教育の国家統制 2.情報発信の一元化 3.暴力装置の発動 4.弾圧立法の徹底 大本営発表の内容そのものが短文でしかなかったのに、それがこうして装飾されることによって聖戦必勝の心理状態が国民の側に作られていく。ニュース、ラジオで皇軍勝利が繰り...

国民を考えさせない4つの枠組み。 1.教育の国家統制 2.情報発信の一元化 3.暴力装置の発動 4.弾圧立法の徹底 大本営発表の内容そのものが短文でしかなかったのに、それがこうして装飾されることによって聖戦必勝の心理状態が国民の側に作られていく。ニュース、ラジオで皇軍勝利が繰り返された。

Posted by ブクログ

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