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公爵の憂鬱 ハーレクイン・ヒストリカル
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公爵の憂鬱 ハーレクイン・ヒストリカル

シェリル・ボレン(著者), 小長光弘美(訳者)

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公爵の憂鬱 ハーレクイン・ヒストリカル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーレクイン
発売年月日 2000/10/05
JAN 9784596004260

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公爵の憂鬱

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商品レビュー

5

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2015/09/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

ストーリーそのものは、とてもシンプルです。 長年、遊び人として独身を貫いてきた三十男である公爵が、美貌の若い女性にひとめで心を奪われ、結婚を申し込む。 優しくて貞淑で、分別も持ち合わせている少女バーバラに夢中になる公爵。 ですが、バーバラが他の男―伯爵と自分を裏切り深い仲にあるのだという疑いが捨てきれず―。 バーバラの従姉エミリーの元恋人というのがその伯爵の弟でした。 エミリーと恋人は結婚をするはずだったけれど、恋人が戦死してしまい、エミリーは一人、ひっそりと恋人の子供を出産しました。 その赤ん坊をバーバラが祖母の遺産で家を借り、信頼できる女性を乳母に付けて育てさせたのです。 そこに弟の遺児がいると知った伯爵が通い始め、バーバラとともにいるところを目撃した公爵は妻が不貞を働いていると勘違いしました。 伯爵の方は弟の残した遺児を可愛がり、弟の愛した女性エミリーに恋をしました。 結局、最後には公爵夫妻の間の誤解も解け、エミリーも亡き恋人瓜二つの兄伯爵との結婚を承諾したのです。 最初にもお話ししたとおり、筋そのものはとてもシンプルで、ありがちといえばありがちです。 しかし、それだけに、人物設定や人物描写がより重要になってくる―といいますか、 作者の描写力が作品の読み応えを決めることになります。 その意味で、素晴らしい作品でした。 人物の心の動きが終始、丁寧に濃やかに描かれていました。

Posted by ブクログ

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