死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事

中岡隆【著】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2008/08/01
• JAN: 9784048839990

商品レビュー

2024/01/22

綺麗に死にたいです。

ってな事で、㈱セントワークス 中岡隆の『死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事』

遺品整理、掃除、引越し等々を手掛ける著者の仕事のお話。

孤独死、自殺、病死等々でひっそり孤独に死んで誰にも看取られず朽ちて行く死体や痕跡の処理作業や、遺品整理にまつわる思いで、憎しみ、転売など人生の縮図なお話もw.

2018年79冊目

2020/09/01

一気読み。
遺品整理、ゴミ屋敷の片付け、凄惨な現場の清掃も請負い、多くの悩める人々の役に立っている業者さんが紹介してくれる、様々なケースと、思い。
直接話を聞かせてもらえたような読後感。
誰もが生まれて生きて死んでいく。
その間必要としてきた空間とモノは、逝った後には遺品となり、誰かの手を借りて、時に煩わせて、処理される。
遺族の手に負えない時に、セントワークスさんのようなプロがいたら、本当に助かるし心強い。片付けのサポートを仕事にしている人は、参考までに読むといいんじゃないかと思います。

2019/07/09

特殊清掃の中身がよくわかる本。本当はこんなにきれいごとだけでやってられないと思うけれど、それでも大変な仕事だなあ、という敬意は抱く。