- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
長い長い眠り 創元推理文庫
定価 ¥726
550円 定価より176円(24%)おトク
獲得ポイント5P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/07/31 |
JAN | 9784488478025 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
- 書籍
- 文庫
長い長い眠り
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
長い長い眠り
¥550
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
長篇なんだけどまとまりがないというかダラダラ展開してゆく。 といってつまらないかというとそうではない。物語の大半がモノローグで進むから拒否感があるのかな?
Posted by
殺人ミステリーでありながら暗さは感じられない。登場人物はみな怪しげな人物である。しかし読み進んでいってもなかなか犯人像が浮かばない。情景と心理描写は的確であり、ミステリーの中にユーモアもあって楽しく読める。巻末の解説で中辻理夫が次のように書いている。「悲劇の中の喜劇であり、喜劇の...
殺人ミステリーでありながら暗さは感じられない。登場人物はみな怪しげな人物である。しかし読み進んでいってもなかなか犯人像が浮かばない。情景と心理描写は的確であり、ミステリーの中にユーモアもあって楽しく読める。巻末の解説で中辻理夫が次のように書いている。「悲劇の中の喜劇であり、喜劇の中の悲劇である。悲劇と喜劇はいずれも等しく人生に横たわっている」。思いがけないことから、悲劇が生じる。悲劇も喜劇も運命の匙加減次第。でもそれが人生だと納得させるミステリー小説だと思う。最後の郷原警部の夜中の調査経過の日記、そして眠りから覚めた翌日の思いがけない結末。考え抜かれたストーリーだと感心した。
Posted by
「わたしは犯人を女と限定したわけではありません。悲鳴をあげさせぬためには,猿ぐつわをはめてから,無理に毒薬を飲ませてもいいでしょう」 「なるほど。しかし,猿ぐつわのはまった口に,どうやって毒薬を飲ませるかね」 部長はそこまで言うと,足を速めて鬼頭刑事を離した。鬼頭刑事の考えてい...
「わたしは犯人を女と限定したわけではありません。悲鳴をあげさせぬためには,猿ぐつわをはめてから,無理に毒薬を飲ませてもいいでしょう」 「なるほど。しかし,猿ぐつわのはまった口に,どうやって毒薬を飲ませるかね」 部長はそこまで言うと,足を速めて鬼頭刑事を離した。鬼頭刑事の考えていることは,少なくとも一人前のおとなの考えることではない、。部長は腹立たしさよりも,悲しさが先に立った。彼は最低の刑事を部下に持ったことを知ったのである。 (本文p.56)
Posted by