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青銅の悲劇 瀕死の王
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青銅の悲劇 瀕死の王

笠井潔【著】

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青銅の悲劇 瀕死の王

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/07/26
JAN 9784062148061

青銅の悲劇

¥770

商品レビュー

3.3

10件のお客様レビュー

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2016/02/24

驚いたのは、これだけのページ数を費やし、甲論乙駁を繰り返した挙句、現れた犯人と動機がごくごく平凡なこと。名探偵の死は必然的に名犯人の死に繋がる。

Posted by ブクログ

2013/11/12

矢吹駆シリーズ日本篇第一作だそうで、昭和が終わろうとする頃の日本が舞台である。 しかし主人公は宗像冬樹で、彼がナディア・モガールとともに東京郊外の旧家で起こる神事をめぐる事件に巻き込まれることになる。 事件そのものはたいそう地味で、毒殺未遂事件の毒を誰がどこに入れたかという可能性...

矢吹駆シリーズ日本篇第一作だそうで、昭和が終わろうとする頃の日本が舞台である。 しかし主人公は宗像冬樹で、彼がナディア・モガールとともに東京郊外の旧家で起こる神事をめぐる事件に巻き込まれることになる。 事件そのものはたいそう地味で、毒殺未遂事件の毒を誰がどこに入れたかという可能性を延々と議論していく。時刻表のアリバイトリックを検討するような地道さで、かなり疲れた。 神事を守り続ける老人、ポストモダン学者、左翼など思想的に様々なキャラクタが登場するが、宗像は積極的に議論しようとしないので派手な思想対決がないのも寂しい。 しかし戦争を生きた人々や学生運動に身を投じた一部の人々にとって、昭和天皇崩御がどれだけの意味を持つのかということは考えさせられた。 未解決の謎もあるので、この作品は日本篇の第一章という位置づけなのだろうか。

Posted by ブクログ

2013/05/18

笠井さんの。矢吹シリーズだけど、日本が舞台になっている。 謎解きはかなり複雑。わたしにとっては(^_^;) 神事が絡んだ事件なので、宗教関係の話とか歴史のこととかもちらほらでてきていた。 笠井さんのミステリばっかり読んできたけど、伝奇ものも読んでみようかなぁ。

Posted by ブクログ

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