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モロッコ 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1951/09/29 |
| JAN | 9784004150701 |
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モロッコ
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
1939年の春夏にモロッコを旅して西サハラとの境界に近い都市ゲルミンにまで足を伸ばした日本人の紀行。 9月にはドイツがポーランドに侵攻したので、そのせいであろう、奥地への旅行は外国人(フランス人以外という意味だろう)には禁じられたという。 もっとも、第二次世界大戦前夜で枢軸との...
1939年の春夏にモロッコを旅して西サハラとの境界に近い都市ゲルミンにまで足を伸ばした日本人の紀行。 9月にはドイツがポーランドに侵攻したので、そのせいであろう、奥地への旅行は外国人(フランス人以外という意味だろう)には禁じられたという。 もっとも、第二次世界大戦前夜で枢軸との対立が深まっていたのでモロッコ駐在領事でさえ行動範囲が限られていた。著者がそれを超えて動けたのは、ジョゼフ・アッカンの紹介状があったからだと著者も認めている。 ジョゼフ・アッカンとは、パリにあるギメ東洋美術館の館長で、1930年代初頭には日仏会館のフランス学長を務めていた人物。 その紹介状があるためか、現地当局の監視の意味もあってか、行く先々で現地の軍・警察関係者から歓待を受ける。 「パリから来たなんか影響力があるっぽい人物」だからなのか、辺境の地にいることをボヤいたりパリに帰りたいとか言う人がいて面白い。 地勢の話や、観光名所、夜の街で現地人に案内されて行く怪しげ(?)な店の話もあってそのあたりは旅行記風である。 意外と分量が多いのは、フランスによるモロッコの保護領化のプロセス(「緋の上衣の騎士」に関する伝説的な話とか)や統治の状況、民族間・宗教間の関係、などである。 これは日本の満州統治への参考という意識で書かれたっぽい(そうでなければ戦中に刊行することはできなかったのでは)。 戦後、岩波新書に収録される際には、モロッコの初代総督であったリオテー(リヨテ)の手法がマッカーサーの間接統治と似ているという状況認識もあったという。 題材のせいもあるかもしれないが、スマートな落ち着いた文章で、旧字体漢字が多用されている(晝、黝ずむ、「われわれの好奇心に對して盡きない展望を用意…」)ことを除けば、とても読みやすい。 なるほどファーブル昆虫記の訳者はこういう文章を書くのか。 この人物が戦後になると「きだみのる」になって「気違い部落」を書くというのは不思議な感じがする。それがデカダンスというものなのか、という気もする。
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まったりとした感じ。 戦争前にこんなところを旅した日本人がいたことに驚き。 著者は何者か?かなりの変人ではあったようですが 古き良き?インテリの香り。 昔の旅は気力知力体力が必要だなあ~。
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(1997.09.04読了)(1991.09.15購入) 内容紹介 amazon モロッコはアフリカ大陸の最もヨーロッパに近接した土地として、フランス文学や政治の上に大きな影響を与えてきた。戦前にこの土地をくまなく旅した著者が、精彩ある文章に記して描きつくした植民地モロッコの統治...
(1997.09.04読了)(1991.09.15購入) 内容紹介 amazon モロッコはアフリカ大陸の最もヨーロッパに近接した土地として、フランス文学や政治の上に大きな影響を与えてきた。戦前にこの土地をくまなく旅した著者が、精彩ある文章に記して描きつくした植民地モロッコの統治組織、風俗、信仰――。自立を喪い、固有の文化を蝕まれた民族の哀しい姿が、ここにまざまざと浮かびあがる。
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