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丸山眞男集(第4巻) 一九四九-一九五〇
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丸山眞男集(第4巻) 一九四九-一九五〇

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丸山眞男集(第4巻) 一九四九-一九五〇

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/04/07
JAN 9784000919548

丸山眞男集(第4巻)

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2026/02/07

「明治国家の思想」「軍国支配者の精神形態」などの論考を収録しています。 「軍国支配者の精神形態」は、著者の論考のなかでもっともよく知られている「超国家主義の論理と心理」を補足する内容です。「超国家主義の論理と心理」は、ドイツと日本の指導者たちの心性を対照するという語りかたを採用...

「明治国家の思想」「軍国支配者の精神形態」などの論考を収録しています。 「軍国支配者の精神形態」は、著者の論考のなかでもっともよく知られている「超国家主義の論理と心理」を補足する内容です。「超国家主義の論理と心理」は、ドイツと日本の指導者たちの心性を対照するという語りかたを採用して、読者に鮮明な印象をあたえる論文ですが、細部にまで具体的な議論を詰めていたとはいいがたいところをのこしていました。これに対して「軍国支配者の精神形態」は、東京裁判の速記録などの史料を参照して、被告たちの無責任ぶりをあげることで、著者の考えの補強がおこなわれています。ただし「解題」を執筆している植手通有は、かつてはこの論文の完成度の高さを認めていたものの、「最近は読みなおすたびに問題を感じるようになってきた」と述べて、丸山の議論の不充分な点を指摘しています。 また、本巻に収録されている「肉体文学から肉体政治まで」と「歴史と伝記」は、対話形式が採用されています。前者は著者をモデルにしたと思われる政治学者と民間で働く友人の対話、後者はやはり著者がモデルと思われる大学教師と、その甥・姪の会話です。ただし、著者の対話の相手は、あくまで鋭いツッコミをおこなう聞き手であり、相手の立場自体が掘り下げられることはありません。こなれた対話形式を通じて、著者自身の考えかたがクリアに示されている点で、著者のジャーナリスティックな才覚がいかんなく発揮されているように思いますが、それ以上のものではないようにも感じます。

Posted by ブクログ

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