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女であること 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1961/04/15 |
| JAN | 9784101001166 |
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女であること
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商品レビュー
3.8
25件のお客様レビュー
著者の作品を徐々に読み進めているところで 「山の音」「古都」「雪国」「舞姫」「伊豆の踊子」に続いて六冊目です。 戦後間もない昭和の時代の東京を舞台として、 子供のいない弁護士夫婦のもとに、被告人の娘を引き取り、 そこへ夫人の市子に慕うさかえが大阪から上京し、 一緒に暮らしてい...
著者の作品を徐々に読み進めているところで 「山の音」「古都」「雪国」「舞姫」「伊豆の踊子」に続いて六冊目です。 戦後間もない昭和の時代の東京を舞台として、 子供のいない弁護士夫婦のもとに、被告人の娘を引き取り、 そこへ夫人の市子に慕うさかえが大阪から上京し、 一緒に暮らしていく日々が綴られた物語。 女性を描いた「雪国」「古都」「舞姫」などの主人公の女性とは 少し違った印象の女性が登場しますが、主軸となっている女性の市子は 着物をきちんと着こなし、品がある淑女であるという女性というのは 今までの作品の中でも共通していたような気がします。 例え夫以外からの誘惑があっても心の迷いがあったとしても、 一定の距離を持ちながら好意を持っていくというスタイルが何とももどかしく何かあるたびに揺れ動く心模様が絶妙に描かれていました。 市子だけでなく、夫の佐山を違った意味での好意を持つ さかえと妙子の三角関係の他にこの三人の女性を好んでいる 男性も登場して、まるで昼メロのような展開になっていくのには驚きでした。 三人の女性の心の動きが様々に変化していくので それを読んでいるのは面白かったですが、少しその期間が長いようにも感じてしまった所があったので中だるみになってしまいました。 けれど、後半に向けては意外な展開となって夫に嫉妬したことが きっかけなのか子宝に恵まれたというのは思いもしませんでした。 女性の恋心や嫉妬心の繊細な描写が 女性ではない川端康成がどうしてこんなに 繊細に分かってしまうのだろうとこの作品でもまた思うばかりでした。 自分は女性として生まれてきたけれど、 生まれた時から女性として意識して生きてきた訳ではないですが、 この作品を読むことで女性は男性とは違って、 客観的に女性を演じている部分もあるのだなとも思いました。 だから男性よりも同性の女性に目を向けて様々な場面で自分と対比してしまう傾向があるのかとも思えました。 この作品もレビューをするのは難しいですが、 なんといっても日本語の美しさと品格そして繊細な描写力は 素晴らしく、だからこそいびつな三角関係を描いていても 嫌な印象で描くことなく印象付けることができるのだと思いました。 これからも更に川端康成の言葉の魅力や日本語の美しさを知りたいと思うので、まだ読んでいない作品を読み進めたいです。
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日本語ってこんなにも美しいんだと感動した作品。 恋心、嫉妬、貞淑、妖艶。 儚い中にも強かさが見え隠れ。 まさに女性そのものの感情、言葉、行動。 男性には理解できないと思ってた、、、のに。 なぜ川端康成は書けてしまうんだろう? 怖い、、、笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「朝日新聞」への連載開始は1956年で、1巻をその年に、2巻を翌年に刊行。 とはいえ佐藤碧子による代作の疑いあり。 どおりで川端にしては長い。 ただしきちっとした構成がなくダラダラと続いていくのは川端っぽいといえばいえる。 また、美しい令夫人の市子、気の強い割には気弱なところもあるエキセントリックなさかえ、暗い影を背負った妙子、という女性の三角形と、 彼女達に振り回される佐山、光一、有田という男性の三角形が組み合わさる関係性で話が持続していく作りは、結構川端っぽい。 マンネリの極致なのだ。 で、小母様が好きだとか小父様が好きだとか中年男性の夢のような展開をさせておいて、結局はさかえの奔放が結果的に夫婦を(性的に)盛り上がらせたという、夢の夢みたいな展開にしていくという、悪しき中年男性作家のドリームばかり。 正直結構辛かった……。 ネットで感想を漁ると、結構真正面から感動したという人がいてびっくり。 まあ1956年という「第二の十年」の初期にあたるピースを把握しておくためには、読んでよかったが。 代作問題については、「真似しやすい文体」であったこともまた要因のひとつなのかなと、思ったりした。
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