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女であること 新潮文庫

川端康成(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1961/04/15
JAN 9784101001166

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女であること

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商品レビュー

3.9

25件のお客様レビュー

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2024/05/05

日本語ってこんなにも美しいんだと感動した作品。 恋心、嫉妬、貞淑、妖艶。 儚い中にも強かさが見え隠れ。 まさに女性そのものの感情、言葉、行動。 男性には理解できないと思ってた、、、のに。 なぜ川端康成は書けてしまうんだろう? 怖い、、、笑

Posted by ブクログ

2023/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「朝日新聞」への連載開始は1956年で、1巻をその年に、2巻を翌年に刊行。 とはいえ佐藤碧子による代作の疑いあり。 どおりで川端にしては長い。 ただしきちっとした構成がなくダラダラと続いていくのは川端っぽいといえばいえる。 また、美しい令夫人の市子、気の強い割には気弱なところもあるエキセントリックなさかえ、暗い影を背負った妙子、という女性の三角形と、 彼女達に振り回される佐山、光一、有田という男性の三角形が組み合わさる関係性で話が持続していく作りは、結構川端っぽい。 マンネリの極致なのだ。 で、小母様が好きだとか小父様が好きだとか中年男性の夢のような展開をさせておいて、結局はさかえの奔放が結果的に夫婦を(性的に)盛り上がらせたという、夢の夢みたいな展開にしていくという、悪しき中年男性作家のドリームばかり。 正直結構辛かった……。 ネットで感想を漁ると、結構真正面から感動したという人がいてびっくり。 まあ1956年という「第二の十年」の初期にあたるピースを把握しておくためには、読んでよかったが。 代作問題については、「真似しやすい文体」であったこともまた要因のひとつなのかなと、思ったりした。

Posted by ブクログ

2023/02/17

分厚くてとても読む気にならなかったけれど、落ち着いてやっと読めました。 妙子と有田の、愛を考えるシーンがとても印象的で、家族愛や夫婦愛を自身の体験に重ねて読むことができてとても感銘を受けました。愛は誰しもが与えられて育っているのにそれに気づかなく、生きてしまうもの、愛は無償に誰し...

分厚くてとても読む気にならなかったけれど、落ち着いてやっと読めました。 妙子と有田の、愛を考えるシーンがとても印象的で、家族愛や夫婦愛を自身の体験に重ねて読むことができてとても感銘を受けました。愛は誰しもが与えられて育っているのにそれに気づかなく、生きてしまうもの、愛は無償に誰しもが与える事が出来るんだと気づくことが出来て、とても満たされました。

Posted by ブクログ

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