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砂漠の思想 現代日本のエッセイ 講談社文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1994/01/10 |
| JAN | 9784061962552 |
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砂漠の思想
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砂漠の思想
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商品レビュー
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著者の文芸テーマを明らかにしようとした創作ノート的なエッセイ 講談社文芸文庫 安部公房 砂漠の思想 逆説と飛躍が目立つ文章で理解に時間がかかるが、「壁」「砂」「地図」「辺境」「幽霊」など 著者の作品タイトルが多く出てくる 「砂漠の思想」とは 日常性や常識の壁を乗り越える...
著者の文芸テーマを明らかにしようとした創作ノート的なエッセイ 講談社文芸文庫 安部公房 砂漠の思想 逆説と飛躍が目立つ文章で理解に時間がかかるが、「壁」「砂」「地図」「辺境」「幽霊」など 著者の作品タイトルが多く出てくる 「砂漠の思想」とは 日常性や常識の壁を乗り越える思想であり、著者の文芸テーマは、読者や観客の日常や常識に刺激を与えること、と解釈した 著者が評価した本や映画 *サキ 「猫の偉業 」 *ブニュエル 「忘れられた人々」 *花田清輝 「二つの世界」 *カフカ 「アメリカ」 著者の人間観を示す言葉「他人が自分の陰であるように、自分もまた他人の影にほかならず、一方が薄くなれば、必然的にもう一方も薄くなってしまう」は、なるほどと思う。文学や芸術の社会的意味も含まれてきるように感じた 「人間というのは〜強く日常性の壁にしがみついている〜昨日のように今日があるという日常感に支えられてこそ、社会や秩序を実在として受けとめることができるが、その壁によりかかってばかりいると、日常の外にあるものが、幽霊や蛇に見えてくる」 「偏見とは、情緒のステレオタイプ(多くの人に浸透している思い込みや先入観)が、新しい認識に対しておこすアレルギー反応」 「自我は、果実の種子のように自立して存在しうる実体なのではなく、他者もしくは外部との関係の拡大という、一つの現象的なもの」 サキ 「 猫の偉業 」 人類の発展につれて野獣たちは森の奥においこめられ、ごく少数の動物だけが家畜化して滅亡をまぬがれた。こうした中で、ただ猫だけが見事な才能を発揮して、人間社会の中心部に自分を位置付けることに成功した 「人間は誰でも、自分の内部(地図)と外部(現実)をもっている〜日常生活において、それを区別せず、ほとんど一つのものとして受け取っている。その現実像は、ありのままの現実というより、むしろ実用本位に省略された地図にすぎない」 砂漠の思想 「砂漠のようなプラスチックな風景は〜どこをうつしても、同じ砂漠の単調な反復になってしまう〜けじめのない空間を、内部からけじめをつけてとらえるというのは 大変なことである。そこまで想像力を緊張させるには、どうしても対象に肉迫するための方法が必要だ〜その方法は、思想ということになる」
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 可能性を完全開花させずに永逝した文学者安部公房が、衝撃作『砂の女』『他人の顔』を続けて刊行した時点で、自身の初期思考をエッセイの形で発表したものを精選し、全エッセイとして刊行した話題の大著。 初期阿部公房が孕む、“ヘテロ”的思考への新たな再評価。 早く来すぎた思想者・安部公房の“可能性の中心”。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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安部公房のエッセイ集。安部公房の思考の傾向がわかる一冊。逆説的な論理が好きなようだ。 演劇論や映画論については、わかりにくく難しい所が多かったが、面白く読めた。古い映画の話が多い。
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