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カラヤンと日本人 日経プレミアシリーズ
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カラヤンと日本人 日経プレミアシリーズ

小松潔【著】

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カラヤンと日本人 日経プレミアシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2008/07/08
JAN 9784532260101

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2026/02/07

カラヤンの生誕100年に当たる2008年に合わせて出版された、カラヤンをテーマにした本のうちの一冊。 章立ては下記のとおりである。 序章 指揮台の老スター 第1章 敗戦国から敗戦国へ 第2章 マエストロに最も近かった日本人 第3章 帝王とニッポン企業 第4章 カラヤンブランド...

カラヤンの生誕100年に当たる2008年に合わせて出版された、カラヤンをテーマにした本のうちの一冊。 章立ては下記のとおりである。 序章 指揮台の老スター 第1章 敗戦国から敗戦国へ 第2章 マエストロに最も近かった日本人 第3章 帝王とニッポン企業 第4章 カラヤンブランド 第5章 帝王批判とニッポン 第6章 「後継者」たち 題名と章立てからもわかるように、日本との関わり合いを主軸において書かれている。ただ、それは特別な情報ではない。なぜなら、日本人が日本人に向けて書いた文章は、自然と日本人との関わりという文脈の中にあるからだ。つまり、日本で目にするカラヤンの本、あるいは音楽雑誌の記事、特集を読んできた人であれば、初めて目にするようなことは少ない。 もちろん、すべてが日本と関係する話題だけで成り立っているわけではない。たとえば、有名な「ザビーネ・マイヤー事件」など、一見すると日本人とは直接関係ないことにも言及している。この事件は日本との関連性がなくとも、カラヤンのキャリアについて語る場合、外すことはできない事件だ。つまり、カラヤンの経歴について重要なことはきちんと書かれている本だといえる。 著者はカラヤン・ファンを表明しているが、賛否あったカラヤン評の両方について書いているのも評価できる。だいたい世の中のものは良い面も悪い面もある。その両方、あるいはもっと多角的に論じて、はじめて本当の姿がみえてくる。偏りが少ないことは、読者に考えさせる余地を残す。ジャーナリズムは本来そうあるべきだ。ただ、そうでない本も多い。同時期に出版されている新書、『カラヤンがクラシックを殺した』 (宮下誠/著)(光文社新書、2008年)は、タイトルからわかるように一方に偏りすぎている。 類書に話が及んだので、ついでに書けば、中川右介氏の『カラヤンとフルトヴェングラー』 (2007年、幻冬舎新書)も生誕100年に合わせて書かれた本である。この本が売れたので、中川氏は立て続けにカラヤン本を2冊も出した。 『カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折』 (2008年、幻冬舎新書) 『カラヤン 帝王の世紀 孤高の天才指揮者、波乱の100年』 (2008年、宝島社新書) 中川氏の本は数冊読んだが、どれも淡々としていて面白味は少ない。 本書は、この時期に出たカラヤンをテーマにした新書のなかでは、上出来の部類である。 文章は概ね読みやすい。しかし、一文が長く、主語と述語が離れているため読みづらいところがいくつかあった。その例を1つだけ挙げよう。 カラヤンの独裁ぶりに反発したヴァイオリン奏者で、カラヤンと同い年の日本のマエストロ、朝比奈隆とも親交があったヘルムート・シュテルンはドキュメンタリー『アバド・ファーストイヤー・イン・ベルリン』や自伝『ベルリンへの長い旅』(真鍋圭子訳、朝日新聞社)で「あるときカラヤンが『そうかね、では君たちはここをピアノでやるかフォルテにするかも多数決で決めるのかね』と言いました。(p71) 主語と述語がねじれているし、【「あるときカラヤンが】の冒頭のカギカッコも一つ多い。悪文の見本のようである。全体としての割合は少ないが、こういった文があることは指摘しておきたい。

Posted by ブクログ

2013/01/07

カラヤンに関する結構面白いエピソードも出てくる(特にマエストロと親交があった人の証言)、大した掘り下げや新しい視点があるわけではない。

Posted by ブクログ

2011/04/24

日本経済新聞記者の小松潔によるカラヤン評。 【構成】 序 章 指揮台の老スター 第1章 敗戦国から敗戦国へ 第2章 マエストロに最も近かった日本人 第3章 帝王とニッポン企業 第4章 カラヤンブランド 第5章 帝王批判とニッポン 第6章 「後継者」たち  特に目新しい内容は無...

日本経済新聞記者の小松潔によるカラヤン評。 【構成】 序 章 指揮台の老スター 第1章 敗戦国から敗戦国へ 第2章 マエストロに最も近かった日本人 第3章 帝王とニッポン企業 第4章 カラヤンブランド 第5章 帝王批判とニッポン 第6章 「後継者」たち  特に目新しい内容は無かったが、カラヤンがいかに日本で人気を博し、カラヤン自身がいかに日本の技術に興味を持っていたのかがわかる。日経記者の著作らしく企業の経営者や、カラヤンの指導を受けた日本人指揮者へのインタビューも数多く盛り込まれている。

Posted by ブクログ