1,800円以上の注文で送料無料

中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 ちくま学芸文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-26-02

中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 ちくま学芸文庫

阿部謹也【著】

追加する に追加する

中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,320

770 定価より550円(41%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:12/30(火)~1/4(日)

店舗到着予定:12/30(火)~1/4(日)

店舗受取目安:12/30(火)~1/4(日)

店舗到着予定

12/30(火)~1/4

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/30(火)~1/4(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/07/10
JAN 9784480091574

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/30(火)~1/4(日)

中世を旅する人びと

¥770

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/12/20

旅行をテーマにした本かと思ったが、内容は中世ヨーロッパ民俗学。バーゼルやリューベックなどドイツ周辺の庶民の生活が描かれている。 土地の境界確認に子どものトラウマを利用する話が面白い。ティル・オイレンシュピーゲルはちょっとしつこい。

Posted by ブクログ

2022/10/27

中世を生きる名もなき人々の生活が知れる本。 中世の庶民の生活について、予備知識がなく具体的なイメージが何もわかない、でも知りたい、という人におすすめ。

Posted by ブクログ

2022/09/11

 為政者が書かせる史書には記述されないが、確かにあったはずの民衆の生活史にスポットを当てた本である。サントリー学芸賞を受賞しただけあって面白かった。  政治体制、社会制度、経済制度、法律、思想宗教は無数の庶民の生活の上に成り立っている。庶民の生活を知らずして、抽象的な概念を理解す...

 為政者が書かせる史書には記述されないが、確かにあったはずの民衆の生活史にスポットを当てた本である。サントリー学芸賞を受賞しただけあって面白かった。  政治体制、社会制度、経済制度、法律、思想宗教は無数の庶民の生活の上に成り立っている。庶民の生活を知らずして、抽象的な概念を理解することは難しい。本書を貫いているのはそのような視座である。  中世のヨーロッパにおける川や橋を含む道、定住者と放浪者、農民と職人の在り方を詳細に解説してくれる。アジールの機能から職人の身分確認の方法まで、取り上げる話題は幅広い。  職人が遠方に職を求める場合、紹介状や身分証が必要になるが、文盲の多い中世にあっては服装や舞踏のようなステップが今でいう身分証や紹介状のような役割を担っていたという。当時の人々の息遣いが感じられるような、また、現代と地続きであることを自覚させられるような例が多く出てくる。  同じくサントリー学芸賞を受賞した『ゴシックとは何か 大聖堂の精神史』のよい補助線になった。『ゴシック~』では農民の信仰や開墾運動、都市への移住について語られる。社会精神史といったていで、無名の人々の文化風習に迫るものではない。本書を読んで、点々でしかなかった点描の全体像が非常にうっすらとではあるが浮かび上がった感じがする。  中世ヨーロッパを下敷きにしたと思われるゲームやアニメなどが日本には多くあるが、そのほとんどが『指輪物語』とそれに影響を受けた「ドラクエ」を出発点とし、現実の中世とは違う独特の世界を作り上げている気がする。ファンタジーなのだから、それが悪いとは言わないが、魔法もなく、書物もなく、糞尿にまみれ、飢饉や疫病、差別と隣合わせだった世界に生きた人の物語ももっとあっていいのではと思った。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す