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雑君青保プ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | マイクロマガジン社 |
発売年月日 | 2008/06/01 |
JAN | 9784896372922 |
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雑君青保プ
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大半4コマと4ページマンガで300ページって、どんだけ具だくさんだよ! 1時間2時間じゃ読み切れないよ! ゲーメスト読者じゃなかったので、大半は読んだことのない作品。芸風はいつも一緒でハイテンションでありグダグダであり(この2つを両立させるってかなりすごいことだと思う)シュール...
大半4コマと4ページマンガで300ページって、どんだけ具だくさんだよ! 1時間2時間じゃ読み切れないよ! ゲーメスト読者じゃなかったので、大半は読んだことのない作品。芸風はいつも一緒でハイテンションでありグダグダであり(この2つを両立させるってかなりすごいことだと思う)シュールな味もありつつ高尚ではぜんぜんない、作者おなじみの雑君節で楽しくお楽しみいただけます。ああお腹一杯。この上まだ「赤盤」が残っているとは……。 それにしても1990年代の作品が多いので、実際この頃のゲームシーンに浸かってない読者が読むとさっぱり意味わかんないんじゃないだろうか。ストIIやKOFならいまもあるとは言っても、すでに別物みたいなもんだしなあ。 昔から現代まで追ってみると絵柄がけっこうコロコロ変わるというか、いやこれは全体に画力が上がってるのか。昔は頭身高い絵になるとラフタッチでごまかしていたところを、最近になるほど丁寧に(それでいて破綻なく)描いていていい感じ。あとがきマンガの水着ハーポの完成度の高さには感慨をおぼえる。まああんまり萌えないけど! 個人的には『ギリギリGAMEOVER』シリーズの頃の方が萌え絵だと思います(どうでもいいですね)。ああ、この絵で『そして船は行く』を描いていればもう少し寿命が長かったのかもしれないのに……(よけいですね)。 デフォルメキャラに「丸目」を使い出したパイオニア的存在という話は興味深かった。言われてみればこれ以前はちょっと思いつかない。雑君保プとは別の流れでギコ猫が(AAで「使える」文字の制限から自然発生的に)生まれて、ネット上の拡散を経由して『あずまんが大王』が漫画に回帰+雑君系を統合したという見方でいいのかな。ネットを探せば誰かがまとめてそうだ。 あ、そういえば『ギリギリGAMEOVER』の中に出てきた「最近ほぼ絶滅しかかっている『何か液体的なもので満たされたガラスの中に閉じ込められた(裸の)女の子』というパターン」という解説で、いやごく最近も見た気がするなあ……と思ったら『マリンハンター』だった。とほほ。
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