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人とロボットの秘密
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/07/03 |
JAN | 9784062147866 |
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
Tue, 18 May 2010 私達のフィールドでは,ロボットをつくることによって人を理解しようとする という態度は,かなり基本的な考え方だ. しかし,一般の人には,馴染みが少ないのかも知れない. この本では,筆者が複数の著名な日本のロボット・知能研究者に インタヴューし...
Tue, 18 May 2010 私達のフィールドでは,ロボットをつくることによって人を理解しようとする という態度は,かなり基本的な考え方だ. しかし,一般の人には,馴染みが少ないのかも知れない. この本では,筆者が複数の著名な日本のロボット・知能研究者に インタヴューし,章ごとに,ロボットを作ることによって人を理解する事の意味を話していく. SFやアニメの話しにも触れながら,会話調で進んでいくので読みやすい. 専門書ではなく,記事の集合体という感じですので, ゴツっとした構成論的アプローチの話しが聞きたいというひとには 物足りない内容かも知れない. 及び,やっぱり,タイトルと表紙は内容とあまり一致していないように思う.
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ロボット研究を通じて「人間とは何か」という問いと真っ向からぶつかる研究者たち6名の取り組み、苦闘、展望を取材した著。 SFに限りなく近い、でもフィクションではない現実のロボットの可能性が見えてくる。 かなりライトなつくりでサクッと読めるのが嬉しい。 意識って、クオリアってなんだ...
ロボット研究を通じて「人間とは何か」という問いと真っ向からぶつかる研究者たち6名の取り組み、苦闘、展望を取材した著。 SFに限りなく近い、でもフィクションではない現実のロボットの可能性が見えてくる。 かなりライトなつくりでサクッと読めるのが嬉しい。 意識って、クオリアってなんだろう、と考えるだけでワクワクする。 読んでいてやっぱり興味深いのは、「受動意識仮説」(意識は司令塔として考えがちだが、実はエピソード記憶(時間概念)に付随するものであるとする考え方)。かなりしっくりくる。 人間を数値で定量化しようとする試みは、無謀に感じる一方で堪らなく魅力的でもある。 自分の生きている間にどれだけ研究は進むのだろう…。
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ヒューマノイド最前線に迫るルポタージュ。アニメを一種のオマージュに見立て、ロボット先進国である日本人研究者たちの「いま」を伝える。 『ジェミノイド』で有名な石黒浩教授はもちろん、前野隆司教授の『受動意識仮説』、吉田和夫教授の原理原則を基点とした『システム生命』、高西淳夫教授が唱...
ヒューマノイド最前線に迫るルポタージュ。アニメを一種のオマージュに見立て、ロボット先進国である日本人研究者たちの「いま」を伝える。 『ジェミノイド』で有名な石黒浩教授はもちろん、前野隆司教授の『受動意識仮説』、吉田和夫教授の原理原則を基点とした『システム生命』、高西淳夫教授が唱える微分的発想の『情動の方程式』など、我が国にはこんなに素晴らしい研究者たちがいる思うだけでなんだか誇らしくなります。 日本でロボット研究が進んでいる理由を、筆者はアニメや歴史に求めていますが、なかなか示唆に富む主張でした。近い将来、もしロボット社会が到来すれば、日本は世界の一歩も二歩も先を行っていると確信できるような一冊です。
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