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第三帝国の興亡(2) 戦争への道
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第三帝国の興亡(2) 戦争への道

ウィリアム・L.シャイラー【著】, 松浦伶【訳】

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第三帝国の興亡(2) 戦争への道

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2008/06/30
JAN 9784488003777

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商品レビュー

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2021/03/03
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) つとめて平和を口にすること、外交政策に慎重を期して、ひそかに再軍備を進めること―。独裁制を確立したヒトラーがとったこの戦略はことごとく功を奏し、オーストリアとチェコスロヴァキアの無血征服という完璧な勝利をドイツにもたらす。イギリスやフランスなどの民主主義諸国は、なぜヒトラーの野望を食い止められなかったのか。息詰まる外交戦でヒトラーが見せた、その天才的な手腕とは。膨大な資料と豊富な取材経験を駆使してナチス第三帝国の全貌を描き上げる、第一級の歴史ノンフィクション。 今までの決してヒトラーが賢かったなどとは思っていなかったけれど、ここまで稚拙で愚かで暴力的だったとは。それにつく側近はもっとひどい。だからナチの政治があそこまでの恐怖政治になっていったのね。 この1冊だけでも国は強国であるべきだと改めて思う。 チェコスロバキアの扱いは何? ヒトラーが錯乱して決めたことに列強のトップが従うってあり? 嘘とはったりだけで国を動かしているのがヒトラーなのにどうして誰も気がつかないのって思っちゃう。 ミュンヘン会議でのチェンバレンはなにしてくれてる?って思っちゃう。自国に傷がなければいいのか。戦争にならなきゃいいのか。チェコが犠牲になれば良いのか。 ヒトラーに物の通りを解けなくても、チェンバレンには理解できたでしょうに。 フランスとイギリスが事なかれ主義を貫いた結果ナチが軍備を増強できたんではないかと思える。 歴史を知っているから後出しじゃんけんでチェンバレンを責めるのは簡単という意見もあるけれど、ヒトラーの乱心ぶりが伝わってなかったわけではないでしょう? 激高して床に突っ伏して絨毯を噛んでいたヒトラー。 こんなやつに世界の命運あずけてはいけないというのは誰が見てもわかることじゃなかったのかと思ってしまう。 「水晶の夜」だってなんの理由もなく、SSの高官たちがしっかりした策もなく思いつきのように決行しただけなんて、殺された人がうかばれない。 でもそれまでドイツはきちんとした国家だったのよね?それがもう国家の体をなさなくなってる。 国家の体をなしていない国がこれから戦争を始める。 やるせなさ、ってこういう感じかとおもってしまう。 次の巻は2次大戦の引き金のポーランド侵攻。 わたしには難しくてさくさくは読めないけれどおもしろくてやめれない。 次巻にいきます。 The Rise and Fall of the Third Reich by William L Shirer

Posted by ブクログ

2015/10/03

IGファルベンの科学者たちは、第一次大戦中、イギリスの海上封鎖のせいでチリからの硝石の供給が途絶えそうになったのを、空気中から合成硝酸塩を取り出す方法を開発してドイツを早期壊滅から救っていた。ヒトラー政権のもと、このトラストは近代戦に不可欠な2つの物資の自給自足の実現に取り掛かっ...

IGファルベンの科学者たちは、第一次大戦中、イギリスの海上封鎖のせいでチリからの硝石の供給が途絶えそうになったのを、空気中から合成硝酸塩を取り出す方法を開発してドイツを早期壊滅から救っていた。ヒトラー政権のもと、このトラストは近代戦に不可欠な2つの物資の自給自足の実現に取り掛かっていた。いずれも従来は輸入に頼っていたガソリンとゴムだった。石炭から合成ガソリンを作る問題は事実上1920年代中ごろに同社の科学者が解決していた。1933年以来ナチ政府は、IGファルベンに製造開始のゴーサインを出し、1937年には年産30万トンに増やすように命じていた。その頃には合成ゴムも石炭とドイツにふんだんにある資源から作る方法が見つかり「ブーナ」という名で知られる人工ゴムの大量生産を目指して4つの工場の最初の1つがシュコパウに建設された。1934年初頭には軍需生産のために24万の工場を動員することが、ドイツ国防会議運営委員会によって承認された 。

Posted by ブクログ

2015/09/21

チェンバレン大概にせえよ、となってくる。しかしまあそれは結果論なのかどうか。ブレーキなし戦略はそりゃ強いけど持続的ではないわけで、そういう相手はいないものとしたり、破滅を待つために時間稼ぎの宥和策を取るのも悪い手じゃないが… とりあえずの教訓としてはやはり、世界の一流国であり続け...

チェンバレン大概にせえよ、となってくる。しかしまあそれは結果論なのかどうか。ブレーキなし戦略はそりゃ強いけど持続的ではないわけで、そういう相手はいないものとしたり、破滅を待つために時間稼ぎの宥和策を取るのも悪い手じゃないが… とりあえずの教訓としてはやはり、世界の一流国であり続けなくてはなかなかに扱いは厳しいものになるのだなあ、というところか。

Posted by ブクログ

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