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新聞と戦争
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2008/06/30 |
| JAN | 9784022504425 |
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新聞と戦争
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
見開きがいち小節という感じ。 読み辛い感じがした。 そうではあっても、最後まで読んだ。 当時の記者達はそれなりに抵抗みたいなものもしていたんだなと思った。 飯を食うことと良心とを両立させる苦しみはその当人にしか解らないんだろうが。
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朝日新聞といえば、わが国最強の「平和の旗手」と思われているが、それは戦後に限ってのこと。いうなれば、戦後だれもが「戦争はもうこりごり」と思い始めた時点からの「平和主義」である。戦前の朝日は軍部追従、いな、積極的に軍部を後押しした“戦犯”である。正確にいうと、満州事件勃発までは平和...
朝日新聞といえば、わが国最強の「平和の旗手」と思われているが、それは戦後に限ってのこと。いうなれば、戦後だれもが「戦争はもうこりごり」と思い始めた時点からの「平和主義」である。戦前の朝日は軍部追従、いな、積極的に軍部を後押しした“戦犯”である。正確にいうと、満州事件勃発までは平和主義者、非戦論者だったが、それ以降は逆に、軍に代わって、世論を煽ってきた“前科”を有していることが、この本には詳しく書かれている。 1931年9月18日、中国・奉天郊外の柳条湖で南満州鉄道が爆破されるという事件が起きた。現地の記者はもとより、政府関係者も、あるいは関東軍の将校でさえ、「事件の責めは関東軍当局にある」「実際は、関東軍がやった」と思っていた。しかし、9月20日の東京朝日社説は「暴戻なる支那側軍隊の一部が満鉄線路のぶっ壊しをやったから、日本軍が完全として立ち、自衛権を発動させた、といふまでである」と書いている。 当時の日本を覆っていた中国への反感に、記者も染まっていたとか、新聞が世論を煽り、沸いた世論が新聞を引っ張る相互作用が動きはじめたとも記してある。軍務局長の小磯国昭が緒方竹虎編集局長に「日本人は戦争が好きだから、火ぶたを切ってしまえばついてくるさ」と語ったことも出ている。自分たちの社史の“恥部”をあますところなく書きつづった朝日の勇気は称賛したいが、それでも割り切れない気持ちの方が強い。
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新聞社がようやく自分たちのやってきたことに正面から向かい合う覚悟を決めたのか、と期待してこの本を開くと、見事にそれは裏切られることになる。 戦前、戦争中を通して新聞が何を書き世論をどう誘導していったのかということに関する言及はまったくない。 では何が書かれているのかというと、「あ...
新聞社がようやく自分たちのやってきたことに正面から向かい合う覚悟を決めたのか、と期待してこの本を開くと、見事にそれは裏切られることになる。 戦前、戦争中を通して新聞が何を書き世論をどう誘導していったのかということに関する言及はまったくない。 では何が書かれているのかというと、「あの時代、必死に真実を伝えようとした記者がいた」という類の自画自賛的ドキュメンタリーである。 仮に1000人の記者の中に1人そういう立派な記者がいたとしても、それをとりあげる前に、999人がどんな紙面を作ってきたのか、その精神構造を明らかにするべきではないのか。 自己批判による自浄作用のない新聞社の体質は、おそらく戦前から今にいたるまでまったく変わらず受け継がれているのだろう。
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