わたし恋をしている。 MF文庫ダ・ヴィンチ

益田ミリ【著】

• 販売会社／発売会社: メディアファクトリー
• 発売年月日: 2008/06/25
• JAN: 9784840123525

商品レビュー

2019/03/19

そうそう！そうなのよという描写が沢山。

64p女は自分が大切に扱われている事を実感するのが大好きで、会った時に好きって言われる事が大好きで、会ってない時にも好きって分かるような行動をされるのが大好き。分かりやすく愛されたいって思う。ダイヤの指輪なんかいらない。そんなもん自分で買うから。欲しいのは気持ち！って言いたいところだけど、買おうと思えばダイヤも買えるという経済力を持っててくれたら嬉しかったりして

69p恋人という名の味方がひとりいる。会えない日でも自分のことを分かってくれる男がいるという事実が1人の時も自信をくれる。金曜の夜に予定がなくても怖くない。

98pお金を払いたくないんじゃない。そんな事に気を遣わなくていいんだよという扱いが嬉しいって感じ。もっともっと甘やかして欲しい。沢山奢って、何も知らない若い女の子みたいに優しくされる事に溺れていたい。

167p目の前に座っている男に「そろそろ行く？」って言われないために15秒あれば飲み干せるアイスティーを30分かけてやっと半分にする。出来るだけ長く向かい合ってお喋りしたい恋する乙女の心の内。

179pまわりの同僚たちは誰も知らない、私の頭の中では朝からずーっと昨日の夜のことを引っ張り出してきて楽しんでいる。「ウチに来る？」って聞いた時の彼の表情とか、顔の角度とか、声の感じ夕べ首筋を甘噛みされてた時を何度も何度巻き戻して思い出す私。

どれもこれもうーん！唸っちゃう！そうなんだよね…。

2016/12/28

イラストと1ページづつ読める恋愛の様々な心情。20代後半〜30代の揺れる乙女心。共感するには年取りすぎたか

2016/03/10

(2016/3/10読了)
うーんどうかなぁ。恋してないわけじゃないけど(もちろん夫にです！)、その適齢期を超えてしまったからか、いまひとつ入り込めず、ドラマみたいに嘘っぽく感じてしまった部分も多々あり。
最近、益田さんのエッセイをいっぱい読んだので、私の中の益田さんに対する印象は変わってきて、それはそれでいいんだけど、本ではやっぱり、良い方向になかなか行かないもどかしさ書いている益田さんが好きだな。なんか恋愛にこなれた感じを受けてしまった。

(内容)
会えないから別れるたったそれだけです―五・七・五の川柳とイラストエッセイで描く、さまざまな女の子たちの恋のワンシーン。まっすぐな片思い、別れの夜の切なさ、ちょっとずるいカケヒキ…みじかいストーリーの中に、あなたの心にしみこむ言葉がきっとある。『すーちゃん』など等身大の女性を描いた作品で人気の著者の、『ダ・ヴィンチ』好評連載をまとめた完全版。