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空の戦争史 講談社現代新書
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空の戦争史 講談社現代新書

田中利幸【著】

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空の戦争史 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/06/20
JAN 9784062879453

空の戦争史

¥110

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2017/01/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

主として戦略爆撃の実態とその正当化思想の変遷を論じる。軍事施設爆撃から都市爆撃へ、精密爆撃とその縛り、相互抑制が徐々に瓦解する過程を活写。

Posted by ブクログ

2012/01/03

書は気球から飛行機へ。爆弾投下から絨毯爆撃、原爆投下まで空の戦争史を丹念に追った本である。 現在に至まで「空爆する事により敵国民の戦意を挫き降伏させる事が出来る」との言は絶える事なくもっともらしく聞こえるが、歴史を辿ると逆効果である事がわかる。 ただ著者は無差別空爆を行った指...

書は気球から飛行機へ。爆弾投下から絨毯爆撃、原爆投下まで空の戦争史を丹念に追った本である。 現在に至まで「空爆する事により敵国民の戦意を挫き降伏させる事が出来る」との言は絶える事なくもっともらしく聞こえるが、歴史を辿ると逆効果である事がわかる。 ただ著者は無差別空爆を行った指導者達を非人道的であると糾弾するのには違和感を覚える。 そもそも人道的な戦争など無いし、自国民と敵国民を秤にかければ自ずと空爆を選ぶのは自明の利である。 私が怒りを覚えるのは、当時の指導者達が戦争という愚かな手段を選んだ事にある。 先の大戦をみるに日本は敵に攻め込まれて戦争を始めた訳ではない。 軍官僚達が積極的に、指導者達が消極的ながら戦争を始めた事にある。 負ける戦争をなぜ始めたのか、歴史の中で責任を問われる必要がある。 本書では欧米と日本の空爆の歴史を辿った労作でありオススメです。

Posted by ブクログ

2010/11/21

[ 内容 ] 飛行機の誕生が戦場を変えた! 気球からの爆弾投下から絨毯爆撃、原爆投下まで。 [ 目次 ] 第1章 第一次大戦ではじまった無差別爆撃(気球からの空爆 飛行機と飛行船の登場 ほか) 第2章 イギリスの無差別爆撃思想(ジュリオ・ドゥーエによる戦略爆撃の体系化 他国に広...

[ 内容 ] 飛行機の誕生が戦場を変えた! 気球からの爆弾投下から絨毯爆撃、原爆投下まで。 [ 目次 ] 第1章 第一次大戦ではじまった無差別爆撃(気球からの空爆 飛行機と飛行船の登場 ほか) 第2章 イギリスの無差別爆撃思想(ジュリオ・ドゥーエによる戦略爆撃の体系化 他国に広がるドゥーエ理論 ほか) 第3章 アメリカと空爆(第一次世界大戦でのアメリカの経験 アメリカ空軍と「精密爆撃」 ほか) 第4章 第二次世界大戦下のヨーロッパ(徐々に瓦解した相互自制 ワルシャワ空爆 ほか) 第5章 日本空爆と原爆投下(最初の日本本土空爆とお粗末な防空政策「隣組」政策 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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