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老嬢は今日も上機嫌
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老嬢は今日も上機嫌

吉行和子【著】

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老嬢は今日も上機嫌

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/06/20
JAN 9784103070214

老嬢は今日も上機嫌

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2017/02/28

岸田今日子さん(1930.4.29~2006.12.17 享年76)、富士眞奈美さん(1938.1.15~)と大の仲良しで(だった)3人で国内外の旅行を楽しんだ吉行和子さん(1935.8.9~)の楽しいエッセイ「老嬢は今日も上機嫌」(2008.6)を読みました。天真爛漫、明るい老...

岸田今日子さん(1930.4.29~2006.12.17 享年76)、富士眞奈美さん(1938.1.15~)と大の仲良しで(だった)3人で国内外の旅行を楽しんだ吉行和子さん(1935.8.9~)の楽しいエッセイ「老嬢は今日も上機嫌」(2008.6)を読みました。天真爛漫、明るい老嬢?の様子がうかがえますw。ただ、妹・理恵さんが治るはずの癌で半年の入院中に命を落とした悲しみ、それを、元気なあまりころんで大腿骨を折り入院中の母に伝えるときの気持ちと母の憔悴した姿のくだりには、思わず追体験をしてしまいました。

Posted by ブクログ

2014/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉行和子さんってほんとにシンプルで面白い人。「さっぱり」という言葉が良く似合い、くよくよ悩まれたりしている場面もあるし、年齢に見合ってよを憂う場面もあるけれど、それよりいさぎよさのほうが印象に残って(キッチンの改修をした話とか、お芝居の選び方とか、女優という仕事の苦労とか)また読むだろうな。友人に会いたくなるように手に取るのが正解。近しい茶飲み友達のような。 特に後半の、はいくを取り混ぜてあるところがとっても素敵。岸田今日子さんのことも書いてある。 子どもたち怒る怒る怒るを読んだっていうのにびっくりした。若い本だと思っていた。でも本好きな人にとっては本は等しく本だということだなあと、変なところで感動する。 とりあげられている映画や本や俳句などどれも面白そうで、この人の目線の確かさを信じられるからというほかに、紹介の仕方がすっごくいい。こればっかりはセンスとしかいいようがない。 吉行さんと冨士さん岸田今日子さんが旅している本だと、おばさんでありレディであり熟女である温度のある冨士さんの文章と、深い森の中が似合うような少女っぽい叙情の岸田今日子さんにはさまれて、ちょっとそっけないくらいの吉行さんの文章だけど、単体で見るとこの人の中の熱さがよくわかっておもしろい。すごく好き。 そういえば以前に椿鬼奴さんが「紅茶を電子レンジでわかして飲む」と言っていたのに驚いたことがあるけれど本著で吉行和子さんも同様のことと知る。家事に興味のない人にとって、電子レンジは魔法のツールなんだなあ。

Posted by ブクログ

2014/02/16

人柄の良さがうかがわれる、妹さんを亡くされて、今まで怖かった死が怖くなくなったと、同じ、分かる、分かる!

Posted by ブクログ

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